MotoGP

カピロッシ:今じゃビアッジの大ファン& 赤いロッシを見た時は…

モトGP『カピロッシ、まるで初めてのドゥカティのよう』




ローリス・カピロッシ選手がレースに向けての準備をしている。
現在37才、三度の総合優勝を果たし(編集部注:1990〜91年125cc、1998年250cc)、スズキでの三年間を経て、またドゥカティ(サテライトチーム・プラマック)へと戻ってきた。
「ドゥカティには5シーズン乗りましたね。3年間のブランクを経て、またグラン・ファミリーに戻ってきたわけですよ。僕にとってプラマックで走るってことは、また話題にされるようになるってことかな。良いリザルトが出せると言う確信のもとでね。ドゥカティに戻って来ないかと言われた時、一も二もなく決めました。」
今季、『カピレックス』ことカピロッシ選手は、フランス人ライダーのランディ・ド・プニエ選手と共に走ることとなる。
「いつだって、闘志とガッツは昔のままですよ。若い選手達とも張り合う気満々。全力を尽くしますよ。簡単なことじゃないってのは分かってるけどね。競合いのレベルは非常に高くなってます。GP11機に関しては、手を入れなければならない所がどっさりあるけど、ヴァレンティーノ・ロッシがワークスに居て、超高速で重要なモディファイがされるでしょうから、その点は有利ですよね。」
また、カピロッシ選手の2サイクル好きは相変わらずなようで、
「バイクの変革が歩みを止めることはない。昔の500ccと今のを比べる事は不可能ですよ。僕は相変わらず、旧型の2サイクル派ですけどね。」と。




第1回公式テスト − 先日、セパンで行なわれたテスト結果については次のように語っている。
「今回の3日間はポジティブに終わりました。マシンは最高レベルで、非常に美しいものですからね。最後の2007年に乗っていた時とは別物です。ただちに競争力のあるものにしなければね。また何回か危険な目に遭いましたよ。今はミスしてる暇はないんでね。
何日が後には、もっと調子の良い状態でセパンのサーキットに戻って、2回目のテストですしね。いくつか改良しなければならない面があるんです。例えば、ブレーキにちょっと問題があって、長いコーナーが大変でね。まぁ、タイムを上がったってことは、方向性は間違ってないってことですけどね。」




ドゥカティでのロッシ選手 − ドゥカティでのヴァレンティーノ・ロッシ選手の将来についても語っている。カピロッシ選手によれば、ロッシ選手はファンをもの凄く喜ばせることになるだろう…と。
「初めて赤いのを着てるのを見た時は、感慨深いものがあったねぇ。ほぼ間違いなく、ドゥカティのことを高見に引上げるだろうね。」




マックス・ビアッジ選手について − また、マックス・ビアッジ選手と競り合っていた頃のことは、もはやセピア色の思い出だとも。
「僕はビアッジ選手の大ファンですから。去年、スーパーバイクで総合優勝して、40才となる今年はチャンピオンとして開幕戦を迎えるわけだ。尊敬してるし、応援してるよ。また、皆に知らしめて欲しいもんだね。それに、スーパーバイクって言うのは特殊で、素晴らしいカテゴリーなのは疑いの余地なしだね。そっちで走ろうと思ったことはないし、走るつもりもないけど、観戦はしてるし、好きですよ。僕はこっちの世界に残ることにしたけどね。」




シューマッハ選手について − モータースポーツ界の偉大なチャンピオンと言えば、ミハエル・シューマッハ選手についても話している。
「僕ら友達なんですよ。F1ではひとつの歴史を築きましたよね。去年は難しい年だったし、成長中のチームメイトととも揉めてたし。
まだ自分の考えを言えるだろうし、今年はどうなるか楽しみにしてますけどね。」


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Repubblica 2011年02月09日



今季の目標は『100回目の表彰台』だそうですよ。

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