MotoGP

ロッシ、事務仕事もテキパキこなす!:2013ランチ耐久レース【動画その1】

12月初め頃にロッシ地元タヴッリャにある私設コース『ランチ』で行なわれた耐久レース。
早速、【動画その1】がYouTubeに掲載されてました!
レース前の説明からスタートまでの映像なんですが…
なんと言っても見どころは、ヴァレンティーノ・ロッシ選手の仕切り振り!!
本人も参戦するんだから、事務的なことは誰かに任せてレースに集中するかと思いきや…
事前のルール説明など、きっちりかっちりやっております。
ざっと日本語訳を下に付けときましたんで…
映像と見比べながら、お楽しみ下さい♡





ナレーター「12月7日にヴァレンティーノ・ロッシ選手の私設コース『ランチ』で、耐久レースが行なわれた。
90分、二人一組でマシンは2台、最初にスタートした選手が5周走ったらトラスポンダをもう1人の選手のマシンに付け替えて、また5周走る。」 

(『ランチ』でロッシ選手の片腕でもあるアルビ・テバルディは、今年は参戦せずにレース・ディレクションを担当。去年はロッシ選手と組んだものの、アルビ氏がロッシ選手の周回を1周間違って走ってしまい、結局、2位になってしまったと言う苦い思い出を語る。ちなみに、その時の事をロッシ選手は今でも許してくれないんだとか…。)

ナレーター「去年、優勝したマッティア・パジーニ選手はみずからフロントタイヤの調整をする念の入れよう。」

レポーター「去年、サンキオと組んで優勝したマッティア・パジーニ!今年の優勝候補であります!プレッシャーは重いですか?」
パジーニ「昨夜は良く眠れませんでした。もの凄いプレッシャーですね(笑)。今日は長丁場だし、強い選手がたくさんいるから…どうなるでしょうね。」
レポーター「最も恐れているのはヴァレンティーノ&ルーカ組?」
パジーニ「最も恐れているのはレース・ディレクションのアルビさんですね。ブラックフラッグを持ってるわけだから。ヒドい事はしないで欲しいもんですよ。」

ナレーター「フランコ・モルビデッリが今回の耐久レースのためにあつらえた新ヘルメットを披露。」

(レース開始前に、最後の事務仕事をこなすヴァレンティーノ・ロッシ。)
アルビ「これは(ロッシが書いてる名簿)僕が持っていて良いのかい?」
ロッシ「ちょっと待って。(各組の選手名を挙げながら、メモしていく…)」

(ロッシが全員の前に立ち、スタート直前のブリーフィングが始まる。)

ロッシ「選手とメカニックは集まって!全員集合した?いいかい?去年の優勝チームはどこに居る?手を挙げて!(笑)
まず第一に、どちらの選手が最初にスタートするのかを決めるように…トランスポンダの事があるからね。
それでは各チームのグリッド位置を発表します。まずポールポジションは『ルーカ&ルーカ』組…最初にスタートする方はアンドレアの所にトランスポンダを取りに行くように。
第2位スタートは『チッチョ&セルヴェ』組。チッチョ&セルヴェ…どっちが先にスタートするの?(まだ決まってないと返事)今すぐ、決めて(笑)…ほらほら!チッチョが先?じゃ、チッチョがトランスポンダ取りに行って。第3位スタートは…

(同様にどんどん指示していくロッシ。真剣に聞き入るニッコロー・アントネッリ)

ロッシ「…第5位スタートはグラツィアーノ(※ロッシ父)…どっちが先にスタートする?あっ、グラツィアーノがスタート…OK。第8位スタートは『セルフィーニ&イアンノーネ組』…どっちがスタート?」
イアンノーネ「俺がスタート!」
ロッシ「じゃ、トランスポンダ取りに行って!」

(ロッシが各組の選手の名前をどんどん読みあげていく。)

ロッシ「第12位スタートは『モルビデッリ&ミーニョ組』。どっちがスタート?」
ミーニョ「ロッシチームはどっちが先にスタートするの?」
ロッシ「うちは僕が先にスタート。」
ミーニョ「(モルビデッリに向って)じゃ、先に行きなよ。」
ロッシ「第13位スタートは僕とルーカ組は…僕が先にスタート。スーパー優勝候補のパジーニ&サンキオ組…第14位スタート!どっちが先にスタート?」

ロッシ「はい、それでは、みんな…ちょっと聞いて!スタートは去年と同様に押しがけで、旗が振られます。エンジンはかけた状態で、チームメイトがマシンを支えていること。そして、各選手5周ずつ走ること。ゴールのところに残り周回が表示されるけど、各組が自分達で数えること。ボックスは向こう。全部で40周。
(サンキオに向って確認)じゃ、トランスポンダについて言ってみて…誰が替えるの?」
サンキオ「1人の選手が走り終えて止まったら、もう1人はすぐ横に待機していること。そして、メカニックがトランスポンダを付け替える。トランスポンダをなくした組は失格。」
アルビ「メカニックのいない組は?」
ロッシ「自分達でやること。」

ロッシ「グラツィアーノのために1つ言っておきます…コースは常にあれだから。進行方向は…逆進せず、ショートカットせず、今回は普通に周回すること。それから最後に全員に大切なことを1つ…クロスポイントについて。選手がたくさんいるんで、良く見て、注意すること。ガソリンは必要ならば入れること…どちらにしろマシンも変わるわけだし。じゃ、トランスポンダを受け取ってない人は?マシンに付いてない人には用意したから。急いで取りに行くこと。」

レポーター「(去年の優勝チームに義務づけられた)最後尾スタートじゃないんですね。」
ロッシ「(笑)そう、最後尾スタートじゃないけど…表彰台は狙えるし。まぁ、優勝候補は(去年の勝者の)パジーニ&サンキーニ組で、非常に速いから…負けるとしたら彼らにだけでしょうね(笑)。」
レポーター「(ロッシ父の)グラツィアーノは1人だが…。」
ロッシ「1人単独走法で戦えるかもね。」
ダヴィデ「交替する必要がないから、2分半稼げるしね(大笑)。」

(選手達が1台のマシンに2人乗りでグリッドに着く前に、自己紹介をしていく。)

※2組目の黄色いライダーは最年長。
※コルシーニ&ギート組。ギートは『VR46』チームのメカニック。去年は5位。
※グラツィアーノ・ロッシ「一緒に危険を冒そうって人が誰もいなくて…。」
※ロマーノ・フェナーティ「目標は表彰台…いや、表彰台より優勝。最初にスタートするのは僕。」
※ヴァレンティーノ&ルーカ組はヴァレが年齢順により先にスタート。ルーカ・マリーニは学校をさぼっての参戦(マシン後方に乗ったルーカが、“言っちゃダメでしょ”と言うジェスチャー)。




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