2014 スペイン選手権（CEV） ナバラ【決勝レース・リザルト＆経緯】

9月7日（日）にスペインのナヴァラで、スペイン選手権（CEV）の決勝戦が行なわれておりました。
んでは、まず予選＆決勝のリザルトから。

『CEVモト3ナヴァッロ戦：クゥアルタラーロ優勝』

★スペイン選手権（CEV）モト3クラス・ナヴァラ戦は、決勝戦スタート時にグリッド1位に居たファビオ・クアルタラーロのエンジンが停止。結局、レースは当初の19周から16周に短縮され、クアルタラーロ選手は最後尾スタートとなった。

★スタート直後、第1コーナーでルーカ・マリーニ（ヴァレンティーノ・ロッシ異父弟）がスリップ転倒し、リタイヤ。

★第2ラップでレミー・ガードナーが転倒し、後続していたガブリエル・ロドリーゴがそれに衝突して転倒。レッドフラッグでレース中断となる。この間、クアルタラーロ選手はグリッド42位スタートから6位まで追い上げ、マルク・マルケス並みの怪走を見せていた。

★結局、レースは9周に短縮され、再スタート。規則によりレッドフラッグ前に起きた事は全て抹消されるため、クアルタラーロ選手はグリッド1位からスタートし、マリーニ選手も参戦した。

★優勝はクアルタラーロ選手（ホンダ）、2位ホルヘ・ナヴァッロ（カレックスKTM）。
3位は『VR46アカデミー』生徒のニッコロー・ブレガ（KTM）で、ルーキー選手であり、今シーズン初表彰台。

★4位ヒロキ・オノ（ホンダ）、5位は『VR46アカデミー』生徒のアンドレア・ミーニョ（KTM）。

★『VR46アカデミー』生徒でロッシ異父弟のマリーニ選手は、第8ラップで転倒リタイヤ。
（2014年09月07日Motograndprix記事参照）

え〜上の記事にある通り、なんだか最初からバタバタしたレースでしてね。
まずクラルタラーロ選手のエンジンが止まった際、さっさとピットの方に引上げず、マーシャルに押しがけしてもらってたもんですから、ルーカ・マリーニ選手が挙手をして盛んに抗議をしておりました。
で、スタート後は、転倒したガードーナー選手を後ろから来たロドリーゴ選手が轢いてしまいまして…
本当に心臓が止まるような一瞬だったんですが…
奇跡的にガードナー選手が無事だったんですよ（嬉涙）
でも、さすがにレッドフラッグ後の再スタートでは、ガードナー選手は棄権となっておりましたが。

さて、そして我らが日本勢はですね…
尾野選手が予選9位と、ちょっといつもより不調そうだったんですが…
レースでは、ロッシ弟ルーカ選手と10位ぐらいを競り合ってるな〜って思っていたら…
あれよあれよと言う間に追い上げて、4位でゴールしておりました！
下の映像が、ご本人のレース後コメントなんですが…
9月28日の世界選手権アラゴン戦に、なんとワイルドカード参戦するそうですぞ！！
いや〜楽しみだわぁ♡

あっ、ちなみに尾野選手…
総合順位の方でも、しっかり3位につけておりますゾ！！

そしてですね…
もう1つ注目なのが、今回のナヴァラ戦から藤井謙汰選手の後任として入った山田誓己（せな）選手（下写真）が、予選で、いきなり42選手中17位でしてね。
残念名ながらレースの方は転倒で順位を下げ、34位ゴールとなってしまいましたが…
次のアルガルヴェ戦（ポルトガル）に期待したいもんであります。

日本人選手…まだまだ頑張っておりますぞ！！
え〜鈴木選手が16位…あぁ、惜しい、あと1つでポイント圏内！！
そして、國峰選手が17位、三原選手が25位となっております。

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