ロッシ『総合優勝したら結婚しようってプロポーズしたの？』開幕前インタビューその2

『ロッシ、10回目総合優勝に向けて：タイトル、リンダ、子供…』

★ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハ・ファクトリー）がカタール開幕戦に向け、次のように話した。

［　前半はこちら　］

【恋人のリンダ嬢に『タイトルを取ったら結婚しよう…』って言ったの？だから、まだ結婚しないの？】
「（笑）リンダとは全て順調ですよ…でも、結婚については話し合ってないですね。」

【そろそろ老けてきたわけだが…まだヴァレンティーノ・ジュニアを作る予定は？】
「ここ10年ぐらいの間には、息子が1人欲しいってとこかなぁ…」

【プロレーサー業と『VR46』社長業では、どっちが稼げる？】
「はっきり分からないけど…まだレーサーとしての方だと思いますね。」

【10回目タイトルを目指しつつ、モト3チームの代表でもあり、アカデミーの生徒達を各種選手権に参戦させ…忙しそうだが、どんな感じ？】
「1番重要なのは各サーキットで高い戦闘力を持つってこと…強く速い走りをすること、前に出ること。それ以外のことは素晴らしいですよ…『VR46』でもって面白そうなプロジェクトがどっさりあるし…特に、アカデミーとチームですね。」

【そう言う気晴らしが励みにもなる？】
「実にわくわくするプロジェクトであると言うことは確実ですね。アカデミーなんかは、本当に自分たちでやってるって感じだし。素晴らしいプロジェクトだし…イタリア人ライダーが適切なチームから参戦できるよう手助けしてるんですからね。若手選手らの成長過程をサポートしたいんですよ…その中に、うちの弟もいて、今年はスペイン選手権（CEV）のモト2クラスにに参戦するんです。僕にとっては、実に励みになってますね。一緒にトレーニングして、一緒にスポーツジムに行って、マシンに乗ってね。あの若い連中と一緒にいるのは良いですよ。お陰で、家に居る時に良い雰囲気でいられるし、若返った気分でね。」

【後継者となるイタリア人ライダーは…現れた？】
「アカデミーには実に強いライダー達がいるし、全員、僕の後継者になれるようなポテンシャルの持ち主ですね。と言うか…本当に彼らのうちの誰かが僕の後継者になってくれたらねぇ。」

【ロレンソ選手も好調そうだが…共通の目的である『打倒マルケス』に向け助けになってくれそう？】
「そうは思いませんね。ホルヘ（ロレンソ）は最強ライダーなんで、彼自身も倒さねばならないライバルだって意味でね。でも、ホルヘと一緒にマシン開発をしていくのは面白いとは言うべきでしょう…ホルヘは興味深い指示が出せるんでね。」

【現在も一緒に作業を進めることができる？】
「もちろん、一緒に話し合って、比較検討しますよ。学ぶべきことは常にあって…現在の状況においてもね。いつも言ってる通り、同じ物を目にしながら違う考えに辿り着くって言うのは良いもんですよ。各ライダー、操縦をする時には、他のライダーよりも注意を払う感触があるもんでね。興味深い観点が2つで…異なっているが、最終的には同じなんですよ。」

【今シーズン、タイトルを別にすると…何が一番の望み？】
「良いレースで優勝すること…2014年のレース以上のね。」

【絶対に避けたいミスは？】
「ポイントを無駄に逃してしまうこと。」

［　完　］

（2015年03月23日『La Gazzetta dello Sport』記事参照）

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