『ポル：いつも通りの操縦なのに1位になってしまった』
★9月9日（金）、ミザノ戦FP2でポル・エスパルガロ（ヤマハテック3）が首位を獲得した。午前FP1でも2位だった。
★エスパルガロ選手は4日（日）のシルヴァーストン決勝戦で、ローリス・バズに追突され、転倒リタイヤしている。
★エスパルガロ選手のコメント。
【現在の心境は？】
「けっこう変な状況ですよね。セッション2回とも、いつもは10位前後ってところなのに、今日はトップになってしまったんだから。どうしてかよく分かりません。ただ今回、ミザノはコースもマシンも本当に走りやすいんですよ。多分、ミシュランタイヤのおかげかもしれません。それと特に、うちの懸命な努力の結果だと思ってます。フロントに固めタイヤを履いたら、長距離も1周タイムも無理なく速いんですよ。この点も、けっこう変なんですよねぇ。」
【シルヴァーストン決勝戦での事故は…】
「さいわい、特にケガもなく、片足がちょっと痛い程度なんで、マシンに乗ったら全然感じないですね。あの事故に関しては、正直なところ、よく分かってないんですよ。バズとペトルッチの間にいたことしか覚えてなくて…ペトルッチの方がちょっと前に出てたんですよねぇ。ペトルッチを抜こうとして、向こうが気づく前に僕はもうイン側に入ったら、追突されて転倒してしまって。さいわい、深刻なことにはならなかったし…バズはケガをしてしまったけど、僕は大丈夫だし、全体的には軽い事故で済んだでしょう。」
【タイヤ選択のおかげで、こんなに速い？】
「今朝は一番柔らかいタイヤを履き、午後は前後ともハードにしました。でも、数周走っただけでリアをFP1の時のソフトタイヤに変えたんです。ハードだと信頼感がほとんどなかったもんですから。ソフト/ハードの組み合わせがポジティブだったと思います。レースに向けても丁度良い選択かもしれませんね。」
（2016年09月09日『Gpone』記事参照）
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