『ロレンソ:ドゥカティ機に然るべき操縦で乗れてない』
★6月4日(日)、ムジェッロ決勝戦をホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)が8位で終えた。
★レース序盤では首位争いをしてた。
★ロレンソ選手のコメント。
「スタートは良かったし、序盤ラップはマシンから良い感触が返ってきてました。だから、ドゥカティ機のスピードを活用し、上位を走ってたんです。ただ、僕のペース自体は速くはなかったんですよね。あの暑さで問題がどんどん増えていってしまって。マシンの乗り心地も悪くなってしまった。こう言うコンディションだと平均以下のレースになってしまうんです。信頼感が高いレースなんかの時とは違ってね。
それはともかく、ドヴィのことは良かったと思ってます。こう言う1日を送れてね。本当に努力しているライダーだし、彼のリザルトのおかげでチームがハッピーになりましたよ。」
【レースの方は?】
「コーナー進入と旋回で苦戦してました。特に最大バンク角の時ですね。思うような安心感が得られず、速く走れないんですよ。コーナーのその辺りで大勢に抜かれました。例えば、マルク、ザルコ、ヴァレンティーノなんか…僕よりも安心して走ってる選手らにね。セッティングの問題を解決するだけではなく、モディファイしようと頑張ってるんですが、上手くいかないんです。コーナー前半でロスしてしまった分を、後半で取り戻せないんですよ。ドヴィツィオーゾやペトルッチがやってるように、強いブレーキングで問題点をカバーしていくようにもできるんだろうけど…でも、今はまだそれが上手くいかないんです。然るべき方法で乗れてないんですよ。」
【ロレンソ&ドゥカティを勝利コンビにするべく作業は着実に進んでいる…】
「戦闘力を高めるよう、僕が作業を進めていると言うことは端で見ていても分かると思うんですよ。チームもそれは承知しています。世間の人達もそう感じてくれているとは思いますが…現在、作業方法を変えている最中だってことは言っておかなければ。一朝一夕でどうなるものではないから。」
【来週末はバルセロナ戦だが…】
「オースティン以来、マシンはずっと同じなんですよ。セッティングのモディファイや新たなディテールなんかは別にしてね。特に、トラックが問題なんですよ。ヘレスでは僕が好調だったけど、ムジェッロではドヴィが絶好調だったでしょ。バルセロナではまた変わってくるかもしれない。あそこでテストをしたとは言え、予測はできませんね。」
(2017年06月04日『Gpone』記事参照)
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レース序盤は、てっきり神ってると思ったんですが…
[threecol_one]ファイトいいね!Prego[/threecol_one][threecol_two_last]
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「20年間同じライディングをしていたら、そう簡単には変える事は出来ません。」ってダメやないかドゥカティ!全然合わん。
お金賭けてる本場の人から見たら、完全に養分やねん今のジョージヽ(`д´)ノ
大海に出たことに気付いた蛙さん、塩水と海流に適応できるか否か?
ライダーの資質が試されていますね!
まあロッシですら2年かけてもドカを乗りこなすことができなかったからな。今のドガは乗りやすくなってるとはいえ、時間はそれなりにかかるんじゃないの?もしかするとロッシと同じように2年たっても乗りこなせないかもしれないけど。
しかし、ドヴィが大活躍してしまうと、いよいよホルヘの立場が・・・
自らを「このクラスで最もコーナーリングが上手い」とコメントしたようですが、事実とすればまだ自分を過大評価してますね!
確かに彼は速かった!以下の条件が整った時だけは!
ドライコンディション。
タイヤのマッチングが完璧に出来た。
競り合いがない単独トップ状態。
そして、ヤマハのエンジニアが産みロッシが育て上げたコーナーリングマシン「YZR-M1 」。
この条件が整った時、オペレーターとしてはロッシよりも確かに速いこともあった。
私見ですが「上手い」というのは外乱や劣勢状況の中から勝機をひねり出して抜け出してゆく技量だと思います。
マシン特性の違いに早く自分をアジャストしてどんなコンディションでも上位争いが出来るようになった時に表現して欲しいコメントと思います。
ロッシは常にドカ勢ではトップだったからね。
チームメイトはもちろん、サテライトに負けたんじゃ言い訳できんよね~。辛い時ですな。