Flag to Flag再考、KTM記録、転倒ほか:2017オーストリアGPこぼれ話

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『2017オーストリアGPこぼれ話』

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★前回のブルノGPではフラッグ・トゥ・フラッグで問題が発生したため、今回のオーストリアGPでは8月11日(金)のセーフティコミッション会合で安全面の見直しが話し合われた。
こう言った状況では常に解決策を見出すのが困難であり、特に、22選手全員の賛同を得ることは至難の業だが、レースディレクションが様々なシチュエーションを検討した結果、フラッグ・トゥ・フラッグ時のピットレーンでの速度制限を現在の時速60kmから時速40kmに引き下げることは確定した模様。
また、『優先権』の変更も検討されており、これまではピットに進入してきた選手に優先権があり、ピットから再スタートする選手が道を譲らねばならなかった。
しかし、イアンノーネおよびエスパルガロの一件を考慮した結果、現在の『優先権』を逆にすることが検討されている。
つまり、今後はピットに進入してくる選手が、発進しようとしている選手の有無を確認しなければならなくなるのだ。
その他、ペドロサ選手から各チーム間の間隔を広くするよう提案されていた。具体的には、各モトGPチームの間にモト2/モト3チームを挟む案などが挙げられていた。

★オーストリアGP開催前日の8月10日(木)、ダニーロ・ペトルッチがレース終盤までタイヤを上手く保たせる方法を模索していることを明かした。
ペトルッチ選手のコメント。
「データによれば、僕はドヴィツィオーゾよりもタイヤの減りが激しいんですよ。でも、それが僕の方が重いからなのか、それとも、アクセルの使い方のせいなのか分からないんですよ。
とにかく、アクセルを上手くコントロールする方法を理解しなければね。僕は右グリップの使い方があまりソフトじゃないんですよ。それを習得して、リアタイヤをもっと保たせるようにしなければ。
ちょっ2ストローク時代の時みたいな感じなんですよね。」

★ミザノGP(9/8〜10)前にホンダ/ヤマハ/ドゥカティらが、以下の日程で同トラックでテストを行う。

8月20日午後1時〜8時:ホンダ/ヤマハ(同日程以外の選択肢はなかった)
8月21日:ドゥカティ(ミケーレ・ピッロテストライダー)
8月22日:ドゥカティ(アンドレア・ドヴィツィオゾ、ホルヘ・ロレンソ)

★ダニー・ケント(2015年モト3チャンピオン)がスピードアップ(モト2)と、2018/2019年の2年契約を結んだ。
同チームは今季、2選手体制だが、来季は1選手体制となる模様。

★KTMがホームレースを記念し、今回のオーストリアGP以前の世界選手権における記録を発表した。

・優勝73回(125cc/モト3クラス64回、250ccクラス9回)。
・初優勝は2004年セパン戦125ccクラスでケーシー・ストーナーによる。
・同機で優勝した選手は以下の19名。
ストーナー、カリオ、タルマクシ、ウェスト、アオヤマ、シモン、コヤマ、コルテーゼ、ケント、サロム、リンス、ヴィニャーレス、アレックス・マルケス、ミラー、フェナーティ、オリヴェイラ、ビンダー、ミール、ミーニョ。
・KTMモトGP機は2015年10月、レッドブル・リンクにてデビューした。

★今季11GPが終了し、3クラス合わせて33レースが実施された。
優勝選手の国籍別に見ると、スペイン選手19回、イタリア選手13回、スイス選手1回である。
スペイン/イタリア天下のなか、トーマス・ルーティ(スイス)のみがブルノ戦で優勝を獲得した。なお、同戦はレッドフラッグにより中断され、6周のみで再スタートが行われた。

★今回のオーストリアGPの3日間で、計50回の転倒が発生した。
そのうち、11回はモト2クラスのFP1(ウェット)で発生。これを受け、選手らは「土曜/日曜が雨の場合は走行しない」と主張していた。
モトGPクラスの転倒は5回のみ。そのうち1回はマルク・マルケスによるもので、今シーズン既に15回転倒している。なお、全クラスの中で最多転倒ライダーはサム・ロウズである。

★今回のモト3クラスに、負傷したダリン・ビンダー代役として参戦していたジャウマ・マシア(17才、KTM)が、レースでは怖いもの知らずのオーバーテイクを披露し、11位でゴールした。
ファーステストラップも記録(1’36.436)し、これは優勝したホアン・ミールのファーストラップより0.407秒も速いのだ。
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(2017年08月14日『Moto.it』記事参照)
(2017年08月16日『Moto.it』記事参照)


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今回は、ロッシ選手がヤマハM1機に宛てたラブレターに高値がついた話とか、イアンノーネ選手が公私共に不調な話とか。


オーストリアGPでは女を取り合っての喧嘩とか、安全を巡っての激しい口論とか、リザルト絡みで激オコとか…
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●喧嘩まとめ
・ジャック・ミラーvsスコット・レディング
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One Response to Flag to Flag再考、KTM記録、転倒ほか:2017オーストリアGPこぼれ話

  1. maxtu 2017年8月23日 at 4:19 PM #

    FtFの優先権
    順番が重なった時は走ってきたライダーが停止しなきゃならん場合もあるのでは?
    まぁ、ペドロサ案のピット間を広げればリスクは減りそうだけど

    サムロウズのアプリリア契約解除は最多転倒も影響してそう
    壊されるとそれだけ開発費に響くしねぇ

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