『ドヴィツィオーゾ:前にはいるが、マルケス最速』
★11月10日(金)、ヴァレンシアGPでアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)がFP1を4位で、FP2を3位で終えた。なお、FP総合は3位。
★マルク・マルケスは総合6位だった。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
【調子は?】
「僕は良いスタートが切れたけど、マシンの乗り心地の方は最高とは言えないんですよ。まだ充分ではないと言うことは自覚してます。」
【なにが問題?】
「マルケスとペドロサのペースが最高でしょ。あの2人の方が速いんですよ。だから、僕の操縦をもっとスムーズにするにはどこに手を入れたら良いかを突き止めなければ。」
【ただ、マルケス選手は今日も転倒していたが…】
「スリップ転倒が少ない方がタイトルを取れるのなら、僕なんか圧勝してるでしょ(笑)。確かに、マルケスは限界ギリギリで走っていると言うことになるだろうけど、そうじゃなかったことなんてありました?転倒したぐらいで苦戦するとは思えませんね。」
【今日のFPセッション2回で何が分かった?】
「いつもと同じ話です。金曜日から日曜レースの予想をしたって、物事は変わっていくんだから。明日はドライコンディションを試し、まだまだ作業は山積みなんです。今のところ、ホンダのマルケスとペドロサがペース面でゼロコンマ何秒も引き離してますね。僕もロレンソも最速ではないです。」
【難関トラックで予想以上の出来だった?】
「順位はそうですね。でも、まだ100%喜べません。まだ、決定的なものが足りないんですよ。」
【それは何?】
「コーナー中央で思うようなスピードが出せないし、方向転換からタイトに立ち上がって行けないんです…マシンを速攻で立て直してね。もっとスムーズでシンプルな操縦をしなければならないんです。ここは特殊なトラックで、各コーナーの半径が似たり寄ったりなんですよ。つまり、そこを改善できれば、1周まるまる向上できると言うわけです。」
【タイヤ選択に関しては?】
「今のところ、リアにミディアムを履き、その後、ソフトに変えるようにしてます。ソフトのユーズドを使ってみたんですよ。午後セッションも良い手応えでね。保ちそうだし、最終ラップでベストタイムも出せました。」
【相変わらず、焦りはない?】
「ないですよ。既に言ったけど、日曜日のリザルトだけに目を向けて今回のレースに挑む気はないんで。今シーズン全体に…あらゆる予想を越えて、ここまで来たってことに目を向けるようにしてるんです。他の誰よりも落ち着いてますよ(笑)。」
(2017年11月10日『Gpone』記事参照)
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