MotoGP

ドゥカティ『ドヴィvsペトルッチの件…いったい我々が何をすべきだったと?』2020アラゴンGP

『ドゥカティ:ドヴィvsペトルッチの件…いったい我々が何をすべきだったと?』

★10月17日(土)、アラゴンGPでダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティファクトリー)がFP総合18位となり、予選1で首位、予選2ではグリッド8位を獲得した。

★一方、チームメイトでタイトル争い中のアンドレア・ドヴィツィオーゾはFP総合13位となり、予選1で3位だった。予選2へ進出できず、グリッド13位スタートとなった。

★また、ジャック・ミラー(ドゥカティ・プラマックは)FP総合17位となり、予選1で2位、予選2ではグリッド5位を獲得した。

★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)のコメント。

「こう言う場合、チームオーダーなんてものは存在しないし、ミラーに関してまで『ドゥカティはなにかすべきだった』なんて声を聞くのは驚きですね。
ミラーは自力で走っていたのだから、『もっと遅く走れ』とか『ピットボックスから出るな』とでも言えばいいんですか?
アンドレアが気分を害したのは明白で、実際、表に出していたでしょ。よもや自分より遅いダニーロに後追いされるとは思ってなかったわけですよ…しかも後追いは、する方がされた方より速くなる可能性があるわけですからね。
実際、ダニーロが(予選1で)首位に、そしてアンドレアが2位になり…その後、ミラーが、ある意味、アンドレアの順位を奪った形になってしまったわけでね。
ドゥカティがアンドレアにサポートしていないと言うのは事実ではありませんよ。
アンドレアは誰かの後追いをしたいとは思っていないし、単純に、2回目のタイムアタックの際にダニーロが後追いするとは思ってなかったと言うことです。」

【ペトルッチ選手の方が遅かったわけだが…なぜ、あそこまでやろうと思ったのか?】
「アンドレアはドゥカティに対して腹を立てているのではないし、ドゥカティは可能な限りのサポートをしています。我々だってタイトルを取りたいと思っているのだし、それはアンドレアでしかチャンスがないのだから。
レースに関しては、『ドゥカティ選手同士で阻み合いにならないように』とは常に言ってあります。2016年のアンドレアとイアンノーネのような事が起きないようにね(※最終コーナーでイアンノーネがドヴィを抜こうとして、両者転倒してしまった)。
当然のことながら、今後のレースでは総合順位を考慮しつつ判断していくつもりだが…現在は、難しいでしょうね。
我々が選手らに求めているものは、こう言うことなんですよ。
例えば、アンドレアとダニーロは仲が良く、トレーニングも一緒に行い、レースウィークエンドの際も同じ飛行機で一緒に来るんです。そうしたなかで、ライダーの特性の1つが…エゴイズムと言うものが出てくるわけですね。
策を立てるのも容易なことではないんですよ。今回のことは非常に残念に思っています。アンドレアが好スタートを切り、素晴らしいレースをしてくれると良いんですが。
ダニーロに関しては…まぁ、アンドレアがタイトル争いをしているのだと言うことを、もう少し考慮すべきだったでしょうね。ただ、走り出してしまうと、ひたすら速く速くと考えて、それなりの判断ができないこともあるわけで。
アンドレアに関しては、誰かのスリップストリームを利用する気はなく、ただ自力で走ろうとしているだけです。」

(参照サイト:『Moto.it』)

ル・マン戦でのタイヤ選択の泣き笑いについては、note『ル・マンGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. ○九 より:

    ドゥカティといいフェラーリといい・・イタリア人てバカなの??

  2. 馬14 より:

    おっしゃる通りですね
    何をやってるんでしょうね(笑)

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