
『モルビデッリ:各セッションでロッシを負かしたい!』
★フランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT、VR46ライダーズアカデミー)は2020年、総合首位と13ポイント差で総合2位となった。なお、ヤマハ勢トップである。
★なお、首位走行は計97周回でトップである。
★最近、モルビデッリ選手が次のように話した。
「ただ、ほろ苦い想いは多少ありますけどね。総合首位とのポイント差がそれほど大きくなかったのだから。
自分がミスったわけではないのに、ポイントを獲得できなかったことがけっこうあったんで…。」
【モルビデッリ選手の活躍のおかげで、ヤマハにとっては悲惨なシーズンにはならなかったわけで…】
「僕のおかげってことはないでしょう。皆、ベストな仕事ぶりで、ヤマハは計7勝してたんだし。
それに、ヴァレ(ロッシ)はツイてなかったわけだし、あとの2人に関しては途中から調子が落ちてしまったのだし…でも、全体的には良い仕事がなされてましたよ。」
【来年はロッシ選手がチームメイトになるが…】
「どの選手にとっても、ヴァレは特別ですからね。普通のチームメイトではないから。僕にとっては、もっと特別な存在ですよ。
もう何年も前からヴァレのことは良く知っているし、友人付き合いをしていて、本当に密な関係にあるから。そう言う意味でも、ヴァレがチームメイトになるってことは、もう普通のことじゃないですかね。
もちろん、普通じゃないってことは、ひたすらポジティブな影響になると思ってます。2人一緒に好結果を出していけると良いんですが。
ヴァレにとって良いシーズンになれば良いと思ってはいるけど、でも、各セッション、各レースでヴァレを負かすことができるよう頑張ります。でも、もちろん、2人とも上位で戦っていくと言うことでね。」
【今年はファビオ・クアルタラローが不調だったが…】
「ファビオはマシンを自分向きにマシン仕上げていくとか、好みのセッティングに仕上げるとか…そう言うことが上手くいかず、苦戦しだしてしまったんですよね。
シーズン序盤に比べ、フィーリングがガクッと落ちてしまってたようだから。」
【最近のインタビューでクアルタラロー選手が『マルケス不在では勝ちたくなかったかもしれない』と言っていたが…】
「本当ですか?でも、シーズン初めは、そんな風には考えてなかったんじゃないんでしょうかねぇ。」
【マルケス選手は、2021年シーズンの参戦も不確かな状態だが…】
「ここまで長引くケガは、2輪レース業界では久しぶりなんじゃないんですか。丸1年欠場し、もしかしたら、もう半年長引くかもしれないのでしょ。久しぶりどころか、初めてのケースかもしれませんよね。
こんなケガから復帰できるのはマルケスしかいないでしょう。心身共にどんな風になっているのか…。できるだけ早く、こうした状況から抜け出せると良いですね。こんなこと、誰にも起きては欲しくないことだから。」
MOTOGP – Franco #Morbidelli e Valentino #Rossi stesso box nella stagione #MotoGP 2021. L'allievo ha intenzione di superare il maestro e vincere il Mondiale@MotoGP @ValeYellow46 @yamaharacingcom @FrankyMorbido12 #Corsedimotohttps://t.co/MV5SybF0l9
— corsedimoto (@corsedimoto) December 30, 2020
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ロッシは来年、ヤマハ機の開発をできるのか?って話は、note『ロッシ:来年の待遇は?どのメーカーと組んでモトGPチームを作るのか?』でどうぞ!
2021年はフランコの年になりそうですねぇ。
実力もさることながら、インタビュー等でも好青年といった感じで好感も持てますしね。
唯一の懸念材料を挙げるならば、ヤマハがライダーから信頼されるバイクを供給出来るかどうかでしょうかねぇ。