『ロレンソ：ビニャーレスとヤマハが上手くいってないことは、皆、知っていた』
★7月13日、ホルヘ・ロレンソ（2010/2012/2015年にモトGP総合優勝）がミザノサーキットで行われたイベントに参加した際、イタリア衛星放送のインタビューで次のように話した。
【マーヴェリック・ヴィニャーレスが2022年の契約を破棄して、ヤマハ離脱を決めたが…】
「ヴィニャーレスとヤマハの関係が難しいものになっていたのは、皆、知ってましたから。ただ、最終的に契約破棄になるとは誰も思ってもいなかったでしょうね。
ヴィニャーレスはクアルタラローの速さに悩んでいたのでしょう…チームメイトが自分より強いってのは、楽なもんじゃないから。（ヤマハで）5年間やってみて、世界タイトルを獲得できなかったわけだから、今度は別のところに行ってみようってわけでね。」
【別のところと言うのは…アプリリアとか？】
「アレイシ・エスパルガロがついて、マシンは良くなってきてますよね…アレイシも良い仕事をしているし。
ただ、スズキ移籍の可能性だってあるだろうし…ドゥカティやアプリリアだってありでしょ。まぁ、どうなるでしょうかね。」
【今年はクアルタラロー選手がタイトルを取りそうで…】
「マルク・マルケスがほぼ1年欠場し、昨年の奇妙なシーズンを経て、（クアルタラローは）精神的に成長し、2019年や去年と比べても、強くなってますよね…絶対的なチャンピオンシップ・リーダーって感じで。
最有力候補ではあるけれど、ただ、マルケスが徐々に出てきているから…いずれ、また、優勝争いをするようになるでしょう。」
【ヴァレンティーノ・ロッシの去就については…？】
「もし賭けるとしたら…今年限りで終わりの方でしょうかねぇ。ただ、もしかしたら、サプライズもあるかもしれないし。」
【貴方はレースが恋しくなったりしないの？】
「パドックや、あそこでの人間関係がなつかしいですよ…友人も多いから。あと、特に勝利するってことが恋しいですね。とにかく、それがモチベーションになってたわけだから。勝つって言うのは、とにかく、驚異的なことなんですよ。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（参照サイト：『Tuttomotoriweb』）
（Photo：Instagram）
クアルタラローの心理カウンセリングはどんなのか？って話は、note『2021オランダGPまとめ』でどうぞ！
