MotoGP

マリーニ『VR46アカデミーの手本は兄ロッシではなく、その時の最強選手だ』

『マリーニ:VR46アカデミーの手本は兄ロッシではなく、その時の最強選手だ』

ヴァレンティーノ・ロッシ(最高峰クラス7回タイトル獲得)は2011年に地元タヴッリャに『ランチ(私設トレーニングコース)』と作り、若手選手らと共に走行トレーニングを始めた。
その後、『VR46ライダーズアカデミー』を創設し、現在、モトGP参戦している4選手の中からチャンピオンも輩出された(※2022年フランチェスコ・バニャイア)。
他の3選手もフランコ・モルビデッリは2020年に総合2位を獲得し、ロッシ異父弟ルーカ・マリーニも確実に成長している。また、マルコ・ベッツェッキは2022年にルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

★マリーニ選手が伊サイト『Mowmag』の6月5日付けインタビュー記事で、次のように話した。

【『ランチ』でトレーニングする時は、やはり、ヴァレンティーノ・ロッシを手本にして走るものなの?】
「兄が現役だった頃は、かなり重要な役割を果たしてくれてました。僕らはまだモトGPクラスに参戦してなかったんで、皆、兄を手本にしてトレーニングしていたんです。
でも、その後、他の人間がその役割を担うようになり…」

【例えば…?】
「当初はフランコ(モルビデッリ)ですね…リザルトが一番良かったんで。彼が手本となり、僕ら全員、なんとか彼を抜けるぐらい成長するよう頑張ってました。
その後はペッコ(バニャイア)が大きく伸びて、モトGPタイトルまで取ったじゃないですか。だから、今はペッコが手本になっています。」

【VR46ライダーズアカデミーは、常に集団でトレーニングを行っているが…】
「一人でトレーニングして意味があるのか…僕には分からないです。とにかく、僕は最初からグループ・トレーニングだったんで。
良い環境だと思いますけどね…自分の力を振り絞ることができるんだから。絶対にそうできるわけではないけど、でも、そうするのが普通になるわけで…
とにかく、こうした状況をフル活用するには度胸も必要になるし、賢く走る必要もあるんです。
他にもグループトレーニングをしている選手はいるけど、それを100%活用しきれてないと思うんですよね。
VR46アカデミーは、そう言う面で大きな経験になるんですよ。
その都度、自分が置かれている状況を理解し、他の選手やライバル、トレーニング仲間から学ぼうと思ったら謙虚な気持ちが必要になってきますから。
自分の長所短所を把握しつつ学び、隠し立てなく冷静に情報交換をするんですよ。僕らはポジティブな形でグループになっていて、今、話したように学んでいってるんです。
このアカデミーができた時、特に目標は定められてなかったそうなんですよ…多分、兄も僕ら4名(※バニャイア、モルビデッリ、マリーニ、ベッツェッキ)が、モトGPまでたどり着けるとは思ってなかったでしょ。
良い意味でのサプライズだったでしょうね。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Mowmag.com』)

ベッツェッキが「優勝は『母の日』のプレゼント!」って言った話は、note『2023 フランスGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. KG より:

    ムリとは解っているけど、

    川口オートで治ちゃんや周平君達と
    競争させてみたい画像だなぁ~♪

  2. さんぴー より:

    ライディングスタイルにコーディネート。やっぱりロッシは画になるなぁ。

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