
『アコスタ:スリック選択のKTM選手を妨害してしまったけど、マルケスに続かねばならなかった…』
★3月28〜30日、アメリカズGPが行われ、モトGPクラスのペドロ・アコスタ(KTMファクトリー)が予選4位、スプリント7位、決勝は転倒リタイアした。現在、総合13位(−71ポイント)。
★昨年はルーキーながら表彰台に9回上がり(決勝5回、スプリント4回)、総合6位を獲得したが、今年はいまだ上がっていない。
★決勝後、アコスタ選手が次のように話した。
【今週末については…?】
「なんて言っていいんだか…今、僕は去年と同じマシンに乗ってるんですよ。電制システムも同じで…それで、いまだにフロントはロックし続けてるんですからねぇ。
今回はドライコンディションだと毎セッション、10周走ればロックしてしまい…こんなの普通じゃないでしょ。なんでフロントがこんなに敏感なのか…理解できませんよ。
まぁ、予選やスプリントは悪くはなかったんですけどねぇ。」
【マルク・マルケスのマシン交換作戦で、結局、スタート遅延となった件は…?】
「チームに『僕も彼のようにする』って連絡しました…マルケスは手本にすべきNo.1選手なんだから。
まぁ、そうすれば、バスティアニーニやビンダーみたいに最初からスリックに賭けてた選手のレースが台無しになるって分かってたけど…でも、最終的にレースディレクションが許可したことですからね。
僕自身としては、バックストレートをスリックで走ったら、けっこう水が多かったから危険だったと思うんですけどねぇ…僕なんか、けっこうハイドロプレーニング現象が起きてたんで。
とにかく、好ましい状況とは言えないけど…あんな風になりました。」
【『マルケスのようにする』と言うのは…?】
「スタート直前、マシンから降りたじゃないですか…『何かするつもりだな』って思ったんですよね。モトGPキャリア12年の選手の行動としては、普通じゃないんで。
だから、その時点でチームスタッフに、『ピットボックスに戻らなくっちゃ!』って言ったんですよ。」
【バスティアニーニ選手が7位でゴールしていたが…】
「どう言う走りをしてたのか見てなかったんで…ヴィニャーレスがグリッドでトラブってたのは見たけど、具体的に何がどうなってたのか…僕は転倒してしまったし、ビンダーは故障でしょ。
バスティアニーニがKTM勢トップだったのは、唯一完走したからであって…(※ヴィニャーレス選手も14位で完走している)。とにかく、かなり伸びてきてるんじゃないんですか…予選1でも速かったし。
KTM選手全員が戦闘力を上げて、マシン改善に向けての意見を出し合えたらポジティブですよね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
なるほど、自由度が非常に狭いマシンなんですね。
去年のGASGASチームの方がメカニックとして優秀だったのかもね…
とにかく、好ましい状況とは言えないけど…あんな風になりました。
まさしくその通り。
まあ何人のライダーがマルクに追従するか判らない以上、それも一つの掛けですからライダーが個人的に責任感じる必要はないのでは無いでしょうか
結果的にレギュレーションで定まった人数に届いて無かったにもかかわらず赤旗ディレイを選択した運営の問題です
RC16もベースマシンは昨年型なんですか。だとしたら欧州rdに入れば戦闘力は回復するのでは。
あまり拙速に思わせぶりな行動で、周囲に誤解を招かない方が良いと思うけど。若いからつい行動に
出てしまうのも、KTMの将来性が不透明だから不安なのも理解は出来るが。ブリーラム・テルマス
アメリカズと、ここまでの3戦はMMに化かされた様な特殊な状況だったのもストレスにせよ、恐らくですが
カタールの様なトラクションリミテッドなトラックはKTMには向いてると思うので、レースペースも
ぐんとアコスタは上がって来る様に感じます。