MotoGP

ミラー首位『トラックコンディションが、こう言うタイムを求めてた』2021 カタールテスト

『ミラー:トラックコンデションが、こう言うタイムを求めてた』

★3月10日、カタールテスト3日目でジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)が首位だった。

★1’53.183を記録し、2019年マルク・マルケスが記録した1’53”380を更新した。

★ミラー選手のコメント。

【凄まじいタイムだが…】
「ここで、こんなに良いコンディションに遭遇するなんてねぇ…風はないし、アスファルトは綺麗だし、気温はちょうど良いし。しかも、あまり湿っぽくもないし。
こう言うタイムを出すには完璧な1日でしたよ。トラックコンディションが、こう言うタイムを求めてたんでしょうね。」

【クアルタラロー選手が0.08秒差だったが…】
「プッシュしてた選手もいましたからね。ファビオなんかそうだし、あと、ヴィニャーレスはペースが凄いし。
僕は好感触だったんで、新しいソフトタイヤを2本で頑張ってみたんですよ。ただ、今日はやるべき作業の方に取り組んでたんで、1周タイムの方はあまり集中してなかったんですけどね。
マシンの全エリアを改善しようと、ちょっとした変更を加えながら頑張ってます。必要ないかなって思うような箇所でも、反応を知っておきたくて。
ドゥカティ機はトラックによっては実に素晴らしい走りをしてくれるけど、苦戦してしまう所もあるでしょ。だから、色々とはっきりさせておいた方が良いから。」

【新カウルは、コーナーでもダウンフォースが上手く出るそうで…】
「まぁ、僕はずっと使っていたし、皆、満足してるわけだから…つまり、良くなってるってことですね。」

【しかし、まだ作業は残っている…】
「第3セクターで苦戦してしまうんですよ。第10コーナーの立ち上がりはマシンを倒した状態で加速するんだけど、その時、タイヤがスリップしてしまうんですよね。
フロントの信頼感を落とさずに、この問題を解決しようと思ってるんですけどねぇ。」

【しかし、本当に凄まじいタイムで…】
「テストのタイムって言うのは、常に特殊なものだから。ユーズドタイヤでの今日のペースなら、レースで15秒引き離して勝てちゃうでしょ。でも、実際にレースウィークエンドになると、色々と変わってしまうんですよね。路面には、モト2機のタイヤカスが残ってるだろうし。
だから、こう言うタイムをあまり信用しちゃいけないんですよ…様子を見ていかないと。一番重要なのはタイヤがどう機能するかを把握し、どんな状況にもすぐに対応できるようにしておくことでね。
カタールでは常に拮抗してるから、ヨーロッパ戦にならないと真のレベルは見えてきませんよ。」

【強く印象に残ったライダーはいる?】
「開幕戦で、ポル・エスパルガロが優勝争いに加わってくると思いますね。今回のテストで、ポルは本当にサプライズですよ。マシン乗り換えで、とにかく忙しいはずなのに。
当然、ホンダ機はKTMとは異なるはずなのに、実に上手く合わせていってるじゃないですか。良い意味での驚きでした。ホンダ機は誰も乗りこなせなかったのにねぇ。ポルはアグレッシブなスタイルだから、乗りこなせるとしたら彼なのかもね。」

【先日、ホルヘ・ロレンソと口論になっていたが…】
「僕は、ただ、自分の意見を言っただけですよ。ネットにくだらないことを書き込む必要なんてないんだし、転倒したライダーに向かってああ言う言い方をするなんて賛同できないんでね。
僕は僕の考えを言い、その後、返信はしてません。こっちは忙しいんだから、ビーチに居るなら楽しんでれば良いんですよ。」


(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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