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2021 ミザノテスト初日【モトGP:リザルト&トピックス】

『2021 カタルーニャテスト モトGP リザルト&トピックス』

★9月21〜22日、ミザノサーキットでモトGPテストが行われている。

★初日の21日はセッション開始直前に大雨が降り、すぐに止んだ。常に太陽は出ている。テスト中、あまりにも中途半端なウェット&ドライの混合コンディションとなり、全選手がピットボックス待機となった。
途中は曇天で風も多少あり。正午すぎには、ほぼドライコンディションとなる。2時過ぎに小雨。午後3時過ぎの路面温度は25度。

★首位フランチェスコ・バニャイア。2022年版の新カウル試用。
チームメイトのジャック・ミラーは8位。
本日、ミケーレ・ピッロ(テストライダー)は走行しない予定。明日、ザルコ選手が右腕手術のためフランスに帰国するので、ピッロテストライダーが走行する模様。

★2位ポル・エスパルガロ。2022年版マシンのテストはなし(ストレスを感じているはず)。
チームメイトのマルク・マルケスは15位。日常的なジェスチャー等は右肩もスムーズに動かしている。2022年版マシン試乗。
新マフラー投入。その他、大量のマテリアルが用意されていた。ブラドル(テストライダー)が2022年版マシン(フロントが従来とはかなり異なる)をテストしていた。

★3位アレイシ・エスパルガロ。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは16位。2区間で最速を記録しつつも第15コーナーで転倒。ケガなし。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは24位。足は痛むが操縦に問題なし。正午近く、スリックタイヤで走行。

★4位タカアキ・ナカガミ。
チームメイトのアレックス・マルケスは17位。

★5位ジョアン・ミール。
チームメイトのアレックス・リンスは14位。
テストライダーのシルヴァン・ギュントーリもピットボックス入りしている。
両選手とも2022年版エンジン(同コンフィグレーション用の改良電制システム搭載)を使用。また、ミザノ2戦目に向け、2021年版マシンの調整も行っていた。

★6位ファビオ・クアルタラロー。2022年版マシン試乗。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは18位(ヴィニャーレス後任。6月に左膝の手術を受け、先のミザノのGPより復帰)。2021年版&2022年版マシンを試乗し、2019年版があらゆる面において劣っていることを確認。左足は後ろ側に問題があるものの筋肉はOK(ミザノGP前は動かすこともできず、今後の目標は膝を曲げてきちんとペダルに足を乗せられるようにすること)。新チーフメカニックであるガルブゼラ氏に満足している。

★7位ルーカ・マリーニ。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは21位。夕方4時過ぎ、転倒によりセッション終了。明日、ギア関連の新マテリアルを試す予定。

★9位ホルヘ・マルティン。2022年版の新カウル試用中に第1コーナーで転倒。ケガなし。
チームメイトのヨハン・ザルコは13位。初日のみ参加、明日は右腕手術のため帰国。

★10位ブラッド・ビンダー。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは12位。
テストライダーのダニ・ペドロサは23位。ビンダー選手のマシン1台が、ペドロサのピットボックスに搬入されていた。
明日、レミー・ガードナー&ラウル・フェルナンデスのモトGP機シェイクダウンが予定されている。

★11位ヴァレンティーノ・ロッシ。明日は参加せず。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは19位(モルビデッリ後任として先のミザノのGPより参戦)。テールカウルに巨大なクッションが取り付けられ、シートポジションの調整作業が続けられた。

★20位イケル・レクオナ。
チームメイトのダニーロ・ペトルッチは22位。

『2021 ミザノテスト モトGP 初日リザルト』



(Photo:Instagram

バニャイアが「どんな環境にいるかが重要なこともある」って言った話は、『2021アラゴンGPまとめ』でどうぞ!

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