『エスパルガロ兄弟が語る：僕にとって、マルク・マルケスとは…』
★2025年のモトGPはドゥカティファクトリーのフランチェスコ・バニャイアとマルク・マルケスが、チャンピオン有力候補と見られている。
★アレイシ・エスパルガロ（35才）が、スペイン『DAZN』のインタビューで次のように話した。
【憧れの選手は、ロッシだったの？それとも、マルケス？】
「子供の頃は、ヴァレンティーノ・ロッシに憧れてましたよ…僕はマルクより年上なんで、まだ（マルケスは世界選手権に）出てませんでしたからね。
だから、ヴァレンティーノと一緒にモトGPレースに出られたのは感動的でした。」
【そして、2013〜2019年までマルケス選手が大活躍していたが…】
「ヘルメットの交換はしました…あと、『君のキャリアを苦々しい気持ちで見つめてきたんだ』って伝えておきましたよ。
世界選手権を見回してみても、あれほど才能のある選手は他にいないと思うんですよね。
僕なんか、キャリアの前半では視界に入れることもできなかったんだから…ほら、うちの弟にとってマルクは、クリプトナイトみたいなもんだったから（※スーパーマンの弱点として知られる架空の物質）。」
★弟ポル選手は125cc〜モト2クラスでマルケス選手とライバル関係にあったが、常にマルケス選手の方が優勢だった。
★ポル・エスパルガロ（33才）が次のように話した。
【マルケス選手との思い出って…ある？】
「ずっと恨みに思ってましたねぇ…ホンダに移籍したのは、それもあったからなんです。
ライバル関係にあった時は、僕が『抵抗している反乱軍』って感じで…僕の方が攻撃的だったし、なんとかタイトルを奪ってやろうって思ってました。
でも、こうして振り返ってみると、マルク相手に1対1で戦えたなんて素晴らしいですよ…本当に楽しかった。ちょっと信じられないようなことでしょ。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）
