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ペトルッチ、ブレガ、バウティスタ、トプラク、レイ、ホンダ組:2024SBKイタリアラウンド

『ペトルッチ、ブレガ、バウティスタ、トプラク、レイ、ホンダ組:2024SBKイタリアラウンド』

★9月20〜22日、クレモナサーキットでSBKイタリアラウンドが行われた(※リザルトは記事下にあります)。今回が同サーキットのSBKデビュー戦だった。

★21日(土)のレース1は停電により第6ラップで中止となったが、全周回の3分の2が終了していたため順位は有効とされた。

ダニーロ・ペトルッチ(33才、ドゥカティBARNI)が予選3位、レース1で優勝、スーパーポールレース優勝、レース2でも優勝した。現在、総合5位(−113ポイント)。
モトGP/ダカール/MotoAmerica/SBKの4選手権で、レース優勝した選手第1号となった。さらに今回はハットトリックも達成した。ちなみにペトルッチ選手は2025年に向け、現チームとの契約更改も済んでいる。
今年4月、トレーニング中の転倒事故で重傷を負って手術を受けていたので、ここまで回復するとは誰も思っていなかった。
金曜FP2でレミー・ガードナー(ヤマハGYTR GRT)にタイムアタックを妨害され、「ガードナーはこっちの姿が目に入る度に、何かやらかしてやろうって気になるんだ!」と怒りまくっていたが、結局、両選手ともレース1でグリッド3順位降格処分となった。ちなみにペトルッチ選手が処罰を科せられたのは、ガードナー選手に向けて中指を立てたからである。

ニコロー・ブレガ(24才、ドゥカティ)が予選首位、レース1で2位、スーパーポールレース4位、レース2で3位だった。現在、総合2位(−13ポイント)。
タイトル争いを見据えて無理なリスクを負わず、会計士モードで走り、今回は総合首位ラズガットリオグル選手との差をかなり縮めた。
レース2ではチームメイトであるバウティスタ選手に、オーバーテイクをかけられていた。タイトル争いにおいてチームメイトの助けは期待できず、また、ブレガ本人も「(助けは)まったく期待していない、これまで通り、自分の作業に集中していく…いつも一人なんだから」と明言している。

アルヴァロ・バウティスタ(39才、ドゥカティ)が予選13位、レース1で3位、スーパーポールレース6位、レース2で2位だった。現在、総合3位(−82ポイント)。
まだタイトル争いは諦めておらず、「(チームメイトのブレガとは)同じ目標に向けて、戦っている」と話した。

トプラク・ラズガットリオグル(27才、BMW)は欠場。現在、総合首位(365ポイント)。
ラズガットリオグル選手はすでに規定数のエンジンを使用しているため、今後、新エンジンを投入する度にグリッド最下位で、レース中にロングラップペナルティを2回実行しなければならない。
なお、今回は代役として参戦していたマルクス・ライターバーガーが、同ペナルティを科せられていた。
また、ラズカットリオグル選手が次のアラゴンラウンド(9/27日〜)で復帰できるかどうかは、現時点では未定。
本人の参戦意欲は強く、痛みもないのだが、医師陣が「再転倒により悪化するリスクはない」と判断しない限り、復帰できないからだ。

ジョナサン・レイ(37才、ヤマハ)は欠場。現在、総合12位(−279ポイント)。
ケガによる欠場は2013年以来、久しぶりである。
次のアラゴンラウンド(9/27日〜)では木曜日に医療チェックを受け、許可が下りれば参戦する。なお、現時点では参戦は可能と見られている。
負傷した右手親指は腱の損傷が大きな問題となっているが、親指上部は皮膚移植により順調に快復しているとのこと。

イケル・レクオナ(24才、ホンダ)が予選8位、レース1で4位、スーパーポールレース5位、レース2で6位だった。現在、総合13位(−281ポイント)。
先のフランスラウンドから調子が上がってきている。マシン改善の鍵が見つかったのでは?

シャヴィ・ヴィエルジェ(27才、ホンダ)が予選7位、レース1で6位、スーパーポールレース8位、レース2で8位だった。現在、総合11位(−276ポイント)。
ポルトガルラウンドから調子が上がってきており、今回はチームメイトのレクオナ共々好調だったのでホンダも満足してるだろう。マシン改善の鍵が見つかったのでは?

『2024 イタリア SBK レース2リザルト』



『2024 イタリア SBK SPリザルト』



『2024 イタリア SBK レース1リザルト』



『2024 イタリア SBK 予選リザルト』



『2024 イタリア SBK 総合順位』



(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram

POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    停電でレース中止とか返金レベルじゃないの?w
    ペトルッチはハットで初優勝とはド派手

    しかし、SBK凄いことになってますね
    13ポイント差でトプラクは最下位からダブルペナルティとか積んでない?
    敵無しだったのに思いがけないハンデ戦に

  2. biker7010 より:

    冒頭の「停電により・・」って?!
    電力会社の問題?サーキット側の問題?気になって内容が入って来なかった(笑)

  3. ジジィ鑑賞勢 より:

    中止理由が停電は余りに斬新過ぎるw

  4. CB1100RD00 より:

    新設サーキットだからこその停電かも知れないですね。来年には、解消されてることを願います。

  5. CB1100RD00 より:

    よく見たらクレモナサーキット、改修してグランドスタンド建てたりしたり路面再舗装したのでしたか。
    新しいと言っても、設備面増設だった訳でしたか。
    停電が、電力会社なのか設備なのかはほんと判らなさそうではありますね。

  6. きゃめる より:

    ペトルッチおめでとう!
    3ジャンルで優勝は天賦の才だね。

    ブレガいつの間に!?
    若くて素質ある人は、早くからタイトルを取って、更なる上のステージで活躍してほしい。

  7. TBN より:

    プライベーターの3連勝も初だからペトルッチも記録ずくめですね

  8. 鯖通り より:

    鉄人ペトルッチには鈴鹿8耐もチャレンジして欲しいです
    来年どうでしょうチャバッティさん?

  9. 851 より:

    ホンダの復調が本物なら嬉しいですね。
    次戦を見てみないとわかりませんが。

  10. NSR50 より:

    ブレガってモト3から上のクラスで活躍できなかったけど、SBKに来てからは別人みたいで師匠のロッシも褒めてたね。

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