フェラーリのF1ドライバー、キミ・ライコネンの粗相が続いております。イギリスではカメラマンを突き飛ばし、今度はドイツで、またまた……。
去年、世界チャンピオンになった時の表彰台では、国歌の演奏を待たずにシャンペンをあおっていたのが、微笑ましかったんですけどねぇ。
最近は成績もふるいませんが、それにもましての残念記事です。
ドイツ 『チャンピオンも良いけれど、みっともないぞライコネン』
女の子は、地面に膝をついて転んだ。
手にはキャンディーを握りしめ、サイン色紙は白紙のまま。
駆けより抱きかかえる父親、そして、遠ざかって行く赤いディバックにスラリとしたジーンズ姿。
今回ばかりは、走り抜けて行くライコネンに喝采を送る者はいなかった。背後に残されたのは、押し倒された日本人の女の子だけだったのだから。
女の子は母親の求めに従ってサインをねだったのだが、フェラーリのチャンピオン・ドライバーの頭の中にはドイツ・グランプリしかなく、押し倒された女の子はすっかり涙につつまれて……。
ライコネンは、一言の詫びもなかったと言うことで批判を受けている。(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Il Messaggero 2008年7月20日)
イタリアの新聞の写真は「使いまわし」や、どうみても「やらせ」だろうってのが多いんですが、このオリジナル記事には「…… 赤いディバックにスラリとしたジーンズ姿(写真左上)」って注がついていて…まさかと思いきや、今回ばかりは、ホントの現場の本人写真でした。
[追記]
どうやらライコネンが押し倒した訳じゃないようでして。
サインを求めた母親の持ち物にぶつかって、女の子が転んじゃったようです。