MotoGP

ザルコがマルケス批判『狂気の第1ラップだった』2022アラゴンGP

『ザルコがマルケス批判:狂気の第1ラップだった』

★9月18日(日)、アラゴンGPの決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が第1ラップでリタイアした。

★マルケス選手は右腕手術より3ヶ月ぶりに復帰し、レース本番では各種要因からマシンコントロールを失い、そのため、まず、ファビオ・クアルタラローに追突され、その後、タカアキ・ナカガミと接触した。
これによりマルケス以外の両選手は転倒リタイアとなったため、現在、ネット上でマルケス選手への非難が加熱している。

★クアルタラロー選手は総合首位は固持したものの、同転倒により後続とのポイント差を大幅に縮めることとなり、ナカガミ選手は右手の指2本を負傷して手術を受け、次のもてぎGP参戦が危ぶまれている。

★なお、両転倒は『レースインシデント(レースで起こり得る事故)』と判断され、マルケス選手に処罰はなく、同決定に対しての批判は皆無である。
また、クアルタラロー自身も、『第1ラップでの事故に関し、マルケスに責任はないので謝罪の必要はない』と主張している。

★アラゴンはマルケス選手の得意トラックでもあり、好リザルトも期待されていた。実際、レースではグリッド13位からスタートし、早々に6位まで浮上していた。

★ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)が同事故について、次のように話した。

「(マルケスは)ちょっと度を越してしまったんですよ。僕は彼のスタイルが好きだし、木曜会見の時だって『最強選手の1人だと思う』ってコメントしてたんです。
でも、レースでああ言う動き方はないですよね…特に、ファビオ(クアルタラロー)と接触した後の動きはないですよ。
『狂気の第1ラップ』って感じでしたよね。」

【しかし、ナカガミ選手との接触に関しては、『クアルタラローの破損カウルがマルケスのマシン後輪に挟まり、コントロールを失ったため』と言うことだが…】
「一種の言い訳みたいなもんで…事故の責任をすべて負わずに済むようにしてるんでしょ。」

★チチョ・ロレンソ氏(※ホルヘ元選手の父親。二輪レーサー養成スクール運営)のコメント。

「(ナカガミと接触した際、マルケスの)マシンが斜めになっているのが分かるんですよ…あれは理想的な走行ラインに乗ろうとしてたのでしょ…マシンが自然にああなってしまったとは思えないんですよね。
何度も見直してみたが、あれは『制御不能になったライダー』と言うものでしょ。」

★アルベルト・プーチ氏のコメント(ホンダチームマネージャー)。

「(マルケスは)リアに問題が生じ、マシンを真っ直ぐにできなくなってしまったのです。あいにく、タカ(ナカガミ)がすぐ近くにいたため、接触して転倒してしまいました。
あの3選手にとっては、実にアンラッキーな『レースインシデント』だったと言うことです。
もちろん、ファビオがタイトル争いの最中であり、今回の件により何かと厄介になってしまったことは分かってますけどね。」

(参照サイト:『Corse di moto』)

なぜドゥカティ&アプリリアのマシンが絶好調なのか?って話は、note『2022 サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. motoGP大好き より:

    あーザルコ言っちゃった。

    側で見ていたから良く分かるんでしょうけど
    この人が言うと「おま言う!」って言われる
    から。

    まぁライダー心理として本音なのでしょうが。

  2. 元草レーサー より:

    ザルコもあのときすごく叩かれましたからね、超高速で転倒したモルビデッリなんかひどい言い草でした、
    上写真では中上は既にコーナリングに入ってリーンしており、マルケスが直立で走行しているのは信じられなかったでしょうね、

  3. としあき より:

    ザルコは自分のアクシデントで世界中から叩かれ
    人殺しとまで言われてたので
    他の人のアクシデントでウキウキするようになってしまいました…

  4. レイニーさん より:

    いつものおま言う

    この芸人になりたいんだろw

  5. maxtu より:

    ザルコはあれ以来クリーンなライティングしてるよね
    人は変われるんだ、ってマルケスに諭して欲しい

  6. うに より:

    この3人のコメントを集めて紹介するってCorse di motoはこういうの好きなのね。

    みんな日本入りしてきたけど、今回のパドックはやっぱりみんなマスクに逆戻りなのかしら?

  7. ミラノマルコ より:

    そう、ザルコは変われた。

    変われ無い人はいな、、、あっ、

  8. 田中 より:

    オープニングラップでのインシデント評論家だな。

  9. カル より:

    >上写真では中上は既にコーナリングに入ってリーンしており、マルケスが直立で走行しているのは信じられなかったでしょうね

    違います。あそこはまだ直線部分で、接触によって中上の右腕が前方にもっていかれ、ステアが左にきれて右に傾き接触転倒直前の写真です。
    そういう曖昧な解釈を堂々と発言するから誤解が生じるので、しっかり映像等確認してから書きましょう。

  10. 元草レーサー より:

    一部映像を観たところ、一度接触した後、中上がバランスを崩して(マシンがアウト側に飛び出さないようイン側にもって行こうとしたのかな)両者が接触、転倒したように見えました、
    こればっかりは、断片的に見たもので外野がどうこう判断できるものではないですね、
    インシデントとアクシデントの違いも微妙な感じが、、
    そういえば、スチュワードさんもいましたね、、

  11. y より:

    是非とも、「現場を知る玄人」の玄人ピットクルー様に教えていただきたいです

  12. motoGP大好き より:

    yさんに激しく同意!

  13. けーん より:

    今回マルクが居なかったら、ああいう事故は起きなかった。ただそれだけ。

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