モト2『優勝候補は、シュワンツ的には、もう一回ロレンソ』
優勝候補No.1はホルヘ・ロレンソ選手
「ヤマハがもう1回勝てるぐらい、ヴァレンティーノが良い開発をしてったんじゃない(笑)。
もしホルヘが2010年序盤ぐらいのコンディションに持っていけたら、恐い者なしでしょ。スピース選手とはトラックで競り合うことになるだろうけど、互いに自重するだろうし。
スピース選手がライバルになる可能性があるんじゃない。ただ、全レースとか、シーズン通してって訳じゃないだろうけど。」
No.2はダニ・ペドロサ選手
「もう2年前から、非常に大切なシーンでミスを犯す傾向があるってことを証明してしまったね。今季は25ポイントもドブに捨てるわけにはいかないよ。非常に速い選手で、3列目スタートでも大丈夫だし、全員を追い抜けるよね。ただ、もっと安定しなきゃね。」
No.3はケーシー・ストーナー選手
「どうも納得できないライダーでね。カリスマ性が欠けてるからかなぁ。ホンダでの1年目だし、注目は集まるでしょうね。あるレースでは凄く速かったりするけど、ずっとそうやって走れないんだよね。
多分、ダニやアルベルト(プーチ)が、ダニのセンスでホンダを働かせてるから、その影響を受けるんじゃないかなぁ。
ケーシーがホンダと契約したって聞いた時は、私が記者会見に行って、“私の方がもっと速いぞ。私のことを勘定に入れなければ駄目だろ!”って宣言してこなきゃって言ったんだよ。」
No.4はベン・スピース選手
「マシンがあれば、イケるんじゃないの。2010年は、かなり良い線いくってことが分かったしね。例えば、アップダウンの多いインディアナポリスとかね。スタイルをもう少し何とかしなきゃならないけど、まだモトGP2年目だってことを考慮しなければね。」
No.5はヴァレンティーノ・ロッシ選手
「5番目なのは、フィジカル面が100%じゃないから。第1回目のテストについては、肩のせいで0.5秒遅れたけど、結局は1秒遅かった。つまり、体調のせいで0.5秒、マシンのせいでもう0.5秒ってところでしょう。
ヴァレは手札を見せない技を心得てるから、我々としてはマシンの調子が良いか悪いか…分かりませんねぇ。」
No.6はマルコ・シモンチェッリ選手
「セパンのテストでシモンチェッリが見せたのは、2010年のラスト4レースで見せたのと同じですね。ライディングに関しては、もう1位になるのに充分。ただ、プレッシャーをどうするかが見物だね。ミスする可能性はありますよね。」
No.6はアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手
「(6番目が2人いるのは)順位を間違えたわけじゃないよ。彼はマルコと同じように見えるからね。総合5位になったのは2回目ね。いまだにマシンの開発能力はなし。モトGPに参戦して4年目か。凄い年になるかもしれないけど、毎レース、良いリズムで走れる能力があるのか分からないなぁ。彼にはキツいんじゃないの。」
No.8はニッキー・ヘイデン選手
「今まで、ドゥカティはニッキーの話には耳を傾けなかったわけで、まぁ、今後も聞かないだろうとは思うけど。ヴァレンティーノの方を聞くだろうからね。
でも、ロッシがマシンの問題を解決したら、ニッキーもその恩恵を受けるようになるだろうし。抜きん出てくるでしょう。」
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事: Diario AS 2011年02月11日)
|
あっ、あの、オリジナル記事の方で
びっくりするぐらい説明がないんですが
1993年ロードレース世界選手権500ccチャンピオンの
ケビン・シュワンツが2011年モトGPを予想した…と言うことです。
シュワンツ流石だな・・w ロレンソの評価はちょっと違うけど大体似た様な感じ。 私はヤマハよりホンダの方がマシンの完成度は今年高いと見てるので、ペドロサが優勝候補ですけどね。
シュワンツが言う様にペドロサは一番大事な所でミスをする。 そのミスもあまりに飛ばしすぎて自滅っていう最悪のパターンなのが・・(^^;;
ペドロサが今年チャンピオンになる必須条件は自分と相手の距離を計算出来る様になる事。 いつ飛ばしいつ緩めるかを自分で決めれる様になればチャンスは大いにあると思う。
ロッシに関しても書いてるけど、多分三味線弾く余裕は無いから今年は出遅れると思う。 フィジカルも厳しいし来年への布石って感じじゃないかな。 トップ3がポイントを取り合ってれば今年でもチャンスがあるかも。
おぉぉー、machcatさんの優勝候補はペドロサですか〜!
でも、やっぱり、プーチにタイムやらタイヤやら騙されるのが足を引っ張ってるんでしょうかねぇ…。
正直、私は今年はペドロサに優勝してもらいたいんですが、私が応援する選手はコケる…と言うジンクスがあるんで、応援しないようにしてるんですよ。
ロッシはね、2012年のレギュレーション変更に賭けてもらって…(笑)。