モト2『またもや高橋が最高レース、ル・マンで2位』
またもや重要なリザルトを獲得した喜びに、高橋裕紀とチーム・グレシーニ・モト2が盛り上がっている。
ル・マンでのレース・ウィークエンド、序盤は少々苦労したものの、最終的には高橋裕紀選手が2位で表彰台獲得と言うポジティブな結果で終えることができた。
マシンは成長してきたし、色々と手を加えたことで高橋選手にとってほぼ完璧なマシンとなっている。もちろんバルセロナ戦に向け、改良の手を止めはしない。パフォーマンスの良い勝てるマシンを高橋選手に提供すべく、更なる改良が加えられることとなるだろう。
また、苦労しているミケーレ・ピッロ選手も独走していた最中、ラップタイムではポジティブな結果を出している。後方チームとの競合いにおいては、タイムもそれほどではなかったが。
高橋裕紀選手のコメント(2位)
「とても幸せです。僕らが進めている作業がポジティブなものだと証明できるようなリザルトだったし、総合順位4位になれて重要なポイントが稼げましたね。今回のレースウィークエンドは、最高の状態で始められたって感じではなかったんですが、僕らは上手く立ち直れました。チームは良く働いてくれたし、僕もこれからに向かってどんどん自信が出てきました。」
ミケーレ・ピッロ選手のコメント(14位)
「コメントするようなことはあまりないんですが。独走してた時はトップ陣に近いタイムで走っていました。その後、目の前のグループに追いついたんですが、スパートがかからなくって順位をあげられませんでした。
マシンが俊敏な動きができるよう、バランスを適当にしていかなければ。バルセロナでは順位を上げてゆきたいと思ってます。」
ファウスト・グレシーニチームマネージャーのコメント
「金曜日は苦労しましたから、ああ言う始まり方をしたんでちょっと大変でした。でも、解決の糸口が見つかり、最終的には価値の高いリザルトが得られて、高橋選手とチームの苦労が報われました。
現在、我々は先に向けての自信をがっちり抱いているし、バルセロナ以降もっと良い結果を出せると思っています。
ピッロ選手も高いモチベーションを持てるようになるだろうし、チームスタッフらは彼に合ったマシンを提供すべく作業を進めています。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: GresiniRacingMoto2 2011年05月15日)
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イタリアのTV中継ってモト2クラスの
表彰式を放映してくれないんですよ(怒)。
ずっとサッカーニュースを放映していて。
でも、高橋選手がトロフィーを抱いて空を指差したら
グレシーニマネージャーも呼応するように
空を2回指差していた映像だけは流してくれました。
イタリア語のコメントも流暢な高橋選手に
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