モトGP『ドゥカティのマシン開発はロッシが基本』
ドゥカティ・モトGPのチーム・マネージャー兼テストライダーを務めるヴィットリアーニ・グアレスキ氏が、現在、行なわれているデスモセディチGP11機および来季用のGP121000cc機の開発について、ヴァレンティーノ・ロッシ選手から出される開発指示が素晴らしいと褒めちぎっている。
グアレスキマネージャーによれば、ロッシ選手のテクニカル・スキルが功を奏してきていると言うのだ。ここ最近では、ロッシ選手の指示によりドゥカティでは電子制御を新たにし(その後、サテライトチームが使用することとなったが)、新シャーシを用意してきた。
そして、ル・マンGPでは表彰台を獲得したわけだ。これに関しては、シモンチェッリ・ペドロサ選手の接触事故により前者はライドスルーに、後者は転倒リタイヤした流れも影響しているのだが、それでも自信をつけるリザルトとなったことは確かだろう。
グアレスキマネージャーは次のように話している。
「新たに改良した部分はすべて、ヴァレンティーノがマシンに対し感じたことを非常に明確・正確にテクニカルスタッフに伝えてくれたからなんですよ。彼がマシンと対話をし、その後、エンジニアに指示を出し、どう言う風にして欲しいのかを明確に説明してくれるんです。だから、エンジニアにしてみたら簡単に改良をしてゆけるんですよ。進むべき方向がはっきりしてるわけですからね。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2011年05月25日)
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あのヤマハM1機に別れを告げていた様子とか思うと
本当にロッシってマシンと話ができるんじゃないでしょうかね…
これからも、どんどんお喋りしてねクリックPrego