モトGP『ロッシがドゥカティにチクリと一刺し』
ミザノでフリープラクティス初日を終えたヴァレンティーノ・ロッシだが、満足はしていないようだ。
「フロントが膨らんでしまうんで、セッティングのモディファイをして。それにハードタイヤだと遅くなってしまって。前輪のフィーリングを高めていかなければ。」と。
また、チームエンジニアであるフィリッポ・プレツィオージ氏が、
「現在のドゥカティ機をストーナー選手に試してもらいたい。」と言っているのには、
「僕としても、ストーナー選手が試してくれたら大喜びですよ。でも、僕の方でもホンダを試してみたいですけどね。」と笑顔で返した。
実際のところ、ミザノでのフリープラクティス中、ロッシ選手は特に『サンタモニカ』コーナー辺りでもたついていたように見えた。コーナー進入の際、ライバル陣よりも遅く見え、まるで苦労していることを証明しているかのようなのだ。ロッシ自身は次のように説明している。
「最終的には、まぁまぁ出来上がったってところでしょ。ラスト1〜2周は、ちょっと良かったですね。ただ、ハードタイヤだと遅くなってしまって。ソフトを試してみて、前輪へのフィーリングをどうにかしなければね。もっと良くならなければ。」
ロッシ選手も、今週末、特に自信なさげと言うわけでもない。
「この他の箇所のモディファイもしたし、フロントのセッッティングをね。マシンが膨らんでしまってたんですよ。ただタイヤの問題だけってわけでもないようし…。
幸いなことにフリー走行終盤では2〜3周良い走りができて、ポジションもちょっと上げられたしね。土曜日は少なくとも0.5秒削らなければ。ブレーキング時のフィーリングを高めながらね。1機はブルノやラグーナセーカでの基本セッティングを保たせて、もう1機の方には別のを検討してみます。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Sport MEDIASET 2011年09月02日)
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このインタビュー映像を見たところロッシ選手は本当に笑顔で、
あまり深刻な雰囲気は漂っておりませんが…
仲良くケンカして、早く速くなってね!クリックPrego
こんな、不況和音が聞こえてくるようでは、ドゥカティーの開発はかなり行詰ってる様でしんぱいです
この際、古沢さんを口説いてチームRossiに入ってもらいたいものです、そうすれば開発に大きな夢がもてます。