モト2『高橋裕紀、ファーストロー制覇』
ここ最近、パッとしないレースが続いていたチーム・グレジーニ・モト2に、遂に、最良なる日々が戻ってきた。
高橋裕紀の予選第3位がその証であり、ファウスト・グレジーニ率いる同チームにとっては貴重な息吹となったの。それら全てを確かめる意味で、ミケーレ・ピッロによる第3列8位のポジションもまた重要なものだ。
明日の決勝レースに向け価値あるリザルトを獲得できるような良いレースライディング、パフォーマンスを、グレジーニ両選手が見せているのだ。
高橋裕紀選手のコメント(3位:1分38秒340)
「僕の第ニの故郷、ここエミリア・ロマーニャのホームの空気が僕をすごく元気にしてくれました。大満足です。最近、ネガティブなレースが続いていたのが、トップ陣に返り咲くことができたんですから。これまでチームは常に信じ続けてくれて、モリワキと共に作業を進めてきてくれたんです。そんなチームに今日の結果は相応しいものだと思っています。今のところトップ2選手は手強そうではありますが、明日、良いレースができるようなパワーを僕らは持っています。」
ミケーレ・ピッロ選手のコメント(8位:1分38秒600)
「決定的な一歩前進ができました。だから、僕としてもチームとしても満足しています。うちのリズムは良いし、レースは長い。だから、良い結果を出せると確信しています。チームは懸命に作業を続けてきました。暗黒時代はもう過ぎ去ったと思っています。」
ファウスト・グレシーニチームマネージャーのコメント
「ホームサーキットで裕紀がファーストローをやってくれました。去年は、トニ・エリアス選手がここで優勝を決めてくれたんで、非常に良いですね。大いに満足してます。前の2戦での惨憺たる結果を経て、そして今回ですからね。コンペティティブな走りができるようなスタートラインに着いたことは絶対です。裕紀にしろミケーレにしろ非常に強い周回をしているし、明日は二人共、すごいレースをしてくれますよ。良いリザルトを出してくれるでしょう。このチームに相応しいようなのをね。私には自信があるってことです。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: GresiniRacingMoto2 2011年09月03日)
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イタリア1TV解説のローリス・レッジャーニ元選手が
高橋選手の調子が良いと、すぐに反応して良いコメントをしてくれるんです。
明日は楽しみですね!