モト2『マルケス、ヴァレンシアGPいまだ疑念』
マルク・マルケス選手(カタルーニャカイシャ・レプソル)のヴァレンシア参戦が、いまだ危ぶまれている。
セパンGPフリー走行中、にわか雨によりコーナーにできていた水たまりでスリップ転倒したマルケス選手は、視力に支障をきたしていた(B.スミス、J.クルーセル両選手も一緒に転倒)。
USP Dexeus病院のXavier Mir医師は、次のように話している。
「マルケス選手は左肩を負傷、顎に切り傷、また、右膝にII度の火傷を負っていて、皮膚の再生治療をスタートさせました。」
また、アンヘロ・シャルテ医局長が次のように付け加えている。
「マルケス選手が病院を訪れた際、すでに腕のケガと全身数カ所の打撲を負っていました。マレーシアでは視界が朦朧とし、物を見てもピントがきちんと合わなかったと聞きました。来院された際には目の下に浮腫が見られ、そのせいで物が二重に見えていたので各種検査を行ないました。今はそれの治療を行なっており、順調に進んでいます。」
つまり、モト2クラスのチャンピオンタイトルに関しては、いまだ争奪戦が続いているのか、それともステファン・ブラドル選手の手に渡ったも同然なのか…もう少し待たなければならないようだ。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2011年10月28日)
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い、痛々しい…
これからが期待される選手ですから、今年はあまり無理せず、しっかりとコンディションを整えて来年いい走りを見せてほしいと思います。
そうは言っても、来年がどうなるかなんて誰にもわからないので、選手としては目の前にチャンピオンの可能性があるのなら、多少は無理してでも・・・と思うのかもしれませんね。
シッチの事故を目の当たりにした後だと、今を全力で生きる大切さを感じます。