WSB『ジョン・ホプキンスが薬指切断』
ケガと合併症を繰り返していたWSBライダーのジョン・ホプキンス選手が右手薬指の切断を決意した。
もともとは2011年ブルノ戦でモトGPクラスにワイルドカード参戦した際に負った傷だった。
ホプキンス選手は自身のツイッターで次のように述べている。
《6回手術を受け、リハビリにどっさり投資した結果、こんなことになってしまって。良い知らせとしては、もう気持ち的には回復してきているし、フィリップアイランドでの開幕戦に向けて万全にできるだろうってとこだね。モチベーションの方は以前のままだから。》
リハビリと手術を繰り返してきたものの、決して完治には至らなかったと言う。英国スーパーバイク選手権での活躍にも支障をきたしていたのだが、それでも、総合2位と言う快挙を見せていた。ただ、本人が良く口にしていたような世界選手権にワイルドカード参戦する可能性は阻まれてきたのだ。
この終わりのない悪夢のようの中、オフシーズンの間は炎症のため治癒が遅れ、結局、切断と言う決断に至ったのだ。
オートバイレース界では初めての話でもなく、例えば、バーリー・シーン、トロイ・ベーリース選手らが小指を切断している。
ライダーらからも多くのお見舞いメッセージも、同郷のニッキー・ヘイデン選手など多数から寄せられていた。
また、ホプキンス選手もいつもの皮肉な調子で次のように記している。
《13日の金曜日だったから医者に“僕の指を切る時、ジェイソンの仮面を被って”と頼んだ方が良かったのかも。》
(編集部注:ホラー映画『13日の金曜日』の殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズのこと。)
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Gpone 2012年01月14日)
現代医学でも…ダメな時はダメなんですね…
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