モトGP『ドゥカティ:セパン・テストに6台持ち込み』
1月31日(火)よりマレーシアのセパン・サーキットで、モトGPクラスの公式テストが始まる。
この第1回テストで衆目の関心を一身に集めているのは、なんと言ってもドゥカティだ。あのヴァレンティーノ・ロッシと、そして、日本メーカーと競うべくヤマハから引き連れて来たスタッフ陣の指示の下で開発された期待のGP12機が披露されるのだから。
ドゥカティ・チームは既にセパン入りしており、今日明日には到着する選手らを待ちながら機材の準備を進めている。今回、セパンへ搬入したマシンはきっかり6台。昨年中盤から使用していたGP11.1機を2台に、通称GPZero機を2台(GP11.1機の進化型だが、既にダブルビームフレームを使用しており、昨年11月の最終テスト後にヴァレンシアで試乗)、そして、新GP12機を2台(ドゥカティの中では最も最新式日本マシンに近く、ロッシ選手の要望に100%従って仕上げられている)。
これら6台のマシンはロッシ&へイデンの2名のワークスライダーと、テストライダーであるフランコ・バッタイーニが試乗することとなり、ドゥカティでは今後の作業の為にも全テストを行なう予定でいる。
上に紹介した写真はツイッターから拾ってきたのだが、今日、セパンでドゥカティのメカニックがマシンを調整しているところが写っている。写真を見るかぎりにはGPZero機のようでもあるが、ただ、GP12機と言うのは外観上はGPZero機と大きな差異はなく、違っているのは中身だと言う話なのだが。
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motocuatro.com 2012年01月29日)
一応、下の写真が昨年11月のGPzero機なんだそうですが…
ちょっとドキドキする…クリックPrego