モトGP『スピースvsコーリン、ラグーナセーカ劇場』
ラグーナセーカGPの木曜恒例プレスカンファレンスから、ベン・スピースとコーリン・エドワーズのやり取りが収められた愉快な映像が届いている。
同会見の進行役が居並ぶ報道陣に向け、選手らに何か質問がないかと問いかけたところ、なんと、一番最初に手を挙げたのが会見席に座っていたスピース選手だったのだ。質問は同国のエドワーズ選手に向けられたもので、
「異例の広報担当者がいたはずじゃありませんでしたっけ?」と(おそらく、エドワーズ選手がインディアナポリス戦でART機に乗りたがっている件に触れたのだろう)。
エドワーズ選手は巻き起こる笑いに動ずることなく、まずはすぐヴァネッサ女史(NGM Mobile Forward RacingチームのPR広報オフィサー)に一言断りを入れ、それから、質問者に向き直り、こう口撃を始めた。
「今、世間にはかなりの憶測が飛び交ってるわけだが、色々、どうなるのかをオレが言って差し上げようじゃないか。まず、ヴァレンティーノ(ロッシ)はヤマハへ戻りかけてるところだし、ベン(スピース)はツール・ド・フランスに向けトレーニングを始めるだろう(スピース選手の自転車熱を引き合いにだしている)。
ケーシーは…世界中どこに居ても近場に居合わせてる時はいつもオレに電話をかけてきて…で、一緒に釣りに行くことになるんだろうな。まぁ、そんなところだ。」
そして最後、他に質問が出ないようだったので、エドワーズ選手は記者席の方にいた息子を抱き寄せ、仲間のホルヘ・ロレンソやベン・スピース、ケーシー・ストーナー、ヴァレンティーノ・ロッシらと共に記念写真を撮るのであった。その時の様子は下記映像でどうぞ。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2012年07月27日)
スピース選手の手の挙げ方が…まるで小学生のような…
このまま弾けろスピース!!クリックPrego