本日の予選…いつも通りの8位で終えたヴァレンティーノ・ロッシ選手。
予選後のインタビューは…まぁ、いつも通りと言えば、いつも通り…あっ、ピットレポーターがしつこく質問を続けようとしたら、ロッシまぶだちのグイド・メーダ解説者がさっさと終わらせてあげようとはしてましたね。
んでは、そのヴァレンティーノ・ロッシのコメントから。
「他の選手がここでテストを行なっているのに、うちはしていないと言うことを思えば、最終的にはかなり上手くいった。第3列目は奇怪なことなんかではなく、全てにおいてネガティブなわけではない。転倒もしたので、それで時間を無駄にしてしまった。明日は朝からドライになって欲しい…ウォームアップではレース用のセッティングを使うので、そこでどうなるかだ。
新スイングアームは好調。わずかな改良だが良しとしよう。マシン操縦に違いをつけてるのはシャーシだが、まだまだ手を入れる部分がどっさりあって、良くなっていける。ここはけっこう難しいコースで、かつて強い走りができたことはない。コースはミザノと反対で…ライバル陣がどう出てくるかだ。レースに向けてどうするかはウォームアップで決めるが、ハードタイヤにするにはかなり気温が上がらないと。今日よりも15度以上は上がらないと…だから、別のタイヤを使うと思う。(Mediaset.itより)」
下の写真はフォトグラファーのジジ・ソルダーノさんが9/28にツイッターに出してたものでして。
ロッシ選手も良くツイッターに写真を載せてる写真家さんなんですが…
アラゴンの天気の悪さが一番わかりやすいですかね…
《アラゴンGP、EH!!!EH!!!明日もまだ雨…》
Aragon GP- Eh!!!Eh!!! Domani ancora pioggia… pic.twitter.com/rYByrAA3
— GigiSoldano (@GigiSoldano) September 28, 2012
さて、予選3位で、みごとファーストローを獲得したカル・クラッチロー選手ですが、明日のタイヤの選択はロッシ選手とは異なり、賭けに出るようですぞ。
「自分はハードを使おうと思っている。しっくりくるし、その手の賭けをしても良いかなと思う。今日はチームと共に良い仕事をしたし、雨が降り始めたらって怯ええてたんで、すぐに強いプッシュをして行った。マシンを走らせていて良い感じだったんで、そのまま行ったんだ。明日は、最初の何ラップかはホルヘとダニにくっついて行こうと思ってる。それが上手くいったら、つまりは他の選手全員を後ろに従えたって言えるわけだ。(Gponeより)」
と言うわけで、明日はクラッチロー選手に後ろにつかれる予定のペドロサ選手…いや〜今度は突っつかれませんように…
おっと、それで、予選後のペドロサ選手のコメントは以下のとおりです。
「僕らにとっては本当に良い結果となった!なにかとゴタゴタしてきたが、ファーストーローでPPにもこんなに近く、満足している。予選の序盤で転倒し…多分、プッシュしてなかったからタイヤがまだ暖まってなかったのだと思うが…マシンはあと1台きりで残り時間も50分。ピットで時間で少し無駄にしてしまい、セカンドマシンで再出走した時には慎重に行かなければならないと思っていた。これが唯一のマシンで、フロントタイヤも1本だけだったのだから。最初は無理せず好タイムを出すよう努め、終盤ではすっかり忘れてしまって、ファーストロー目指してプッシュしていた。(MOTOGRANDPRIXより)」
さて、本日9月29日に27才の誕生日を迎えたペドロサ選手。『Motocuatro』サイトによればレプソル・ホンダチームで今晩、ささやかなパーティーが開かれたのだとか。下が、その時の写真です!
今日の予選最終ラップでは、ロッシ選手に邪魔されてた感のあるペドロサ選手でしたが…
まぁ、ロッシ選手にしろペドロサ選手にしろ、特にそんなことは口にしていないようでしたが。
あっ、ロレンソ選手がそんなことをチラッと言ってましたかね。
「皆、かなり互角の状態。PPは僕が獲得したけれど、ダニ(ペドロサ)にも取れる可能性はあったし…最終ラップでヴァレンティーノ(ロッシ)が彼を邪魔していたように思うし…だから、かなり互角だった。ファーストローに並ぶのは常に重要で、それがPPならば有利だし、最初に第1コーナーに入っていける。ただ、レースは非常に長いし、リズムは厳しいものになるだろう…コースのグリップとリアタイヤの選択が全てを決めるだろう。
クラッチロー選手がかなり強い走りをしていた。終盤、こちらがプッシュするまで彼が最速だった。あの走りで、スタートも良く、僕らについて来れたら、最後まで持つんじゃないだろうか。スピース選手も同様…非常に戦闘力の高い走りをしていた。(Motocuatroより)」
さて、最後のコメントは予選7位のジョナサン・レイ選手。
なんだか目覚ましい成長ぶりなんですが…今回のアラゴン戦が最後みたいですな…
「週末、初めてのドライセッションとなった。こんな天気になるようなこと、何かしたかなぁ!
終盤に向け適切なペースになるようスタートし、タイムも上がった。まだまだ手を入れる箇所はあるが、ギャップを縮められたし、PPとわずか1秒差でゴールできて満足している。
全体的に、マシンにもセッティングにも満足している。明日はミザノよりも上を行きたいし、トップ陣に近づいて走りたい。RC213V機に乗る最後の機会になるだろうから、好結果を出したいし、レースでベストを尽くしたい。(Bikeracing.itより)」
と言うわけで、10月14日茂木GPでのストーナー選手復帰が徐々に真実味を帯びてきましたぞ!
レイ選手には10月7日のWSB最終戦で頑張ってもらって…そして、その後は、ゆっくり休んで新婚ホヤホヤ生活を満喫してもらいたいもんです♡
おっと、そうだそうだ!
ジョナサン・レイの名字の発音についてなんですが…
まず、2〜3日前にご本人がこんなツイートをしたところ、例のメーダ解説者がちょっとふざけましてね…
《(ジョナサン・レイ)今週末、スペインにいるのは誰なんだ?レアか、レイか、リアか、ライか?》
《(グイド・メーダ)私はイタリアのTVコメンテーターなんですが、今回のスペインでは『ジョナサン・レース』ってことにしましたよ!!》
@jonathanrea I'm the italian tv commentator and i decide that in Spain this weekend you'll be Jonathan RACE!!
— guido meda (@guidomeda) September 26, 2012
んで、結局、今日のTV放送中、この2人がきちんと話して、『ジョナサン・レイ』と言うことで決まりました!
くれぐれも『チョンニー・レア』ではないと!!
どうしていつまでもヤマハや茂木はずっと『ヤマカ』『モテジ』って発音されるんだ!?クリックPrego