記事のオリジナルタイトルは『Amarcord: Phillip Island 2006, il derapone di Marco Melandri』
アマルコルド(Amarcord)と言うのは、フェデリコ・フェリーニの名作映画のタイトルにもなっているのでご存知の方も多いかと思いますが、ミザノ・サーキットのあるリミニ界隈の方言で「憶えてるよ」くらいの意味です。
今思うと、この年も色々ありましたね……良く憶えている方も、まずはビデオをご覧下さい。
『2006年フィリップ・アイランド、マルコ・メランドリの超スライディング走行』
2006年9月17日、豪フィリップ・アイランドGPでマルコ・メランドリ(当時、グレジーニFortuna)が優勝。ホンダRC211Vを駆り、クリス・バーミューレンとバレンティーノ・ロッシにおよそ10秒の差をつけてフィニッシュ・ラインを切った。
メランドリ選手は当時24歳、最高峰クラス5年目を迎えた年。最終コーナーをスライディングで抜け出すと、ステアリングから右手を離し、歓喜する。ここ10年のモトGP史上、最も素晴らしい映像のうちの1つだろう。
(日本語翻訳:moku / 伊語記事:2013年03月29日 In full gear記事より抜粋)
出てますなー、白い煙が。トラクションコントロールが無いと、こんな事も出来るんですねー。スペッタコラーレ!!
2006年、メランドリ選手は優勝3回で総合4位、ノリノリだった時期です。しかし、1ポイント差でカピロッシ選手(ドゥカティ)に3位の座を譲ってしまいました。
優勝5回のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、トップで最終戦を迎えますが、まさかの転倒でタイトルはニッキー・ヘイデン(ホンダ)の元へ。ヘイデン選手…優勝は2回のみでしたが、堅実でしたねー。更に、ジベルナウ選手の代役で出場したSBKのトロイ・ベイリス(ドゥカティ)が優勝するなど……ありえねーと思う様な事もありましたね。
SBKに移ってからも、ノリノリのマルコ。私生活も充実してる様子です。
《歴史的ショット。私のマルコが今夜、料理するの。私が熱があるかてってこともあるんだけど。》
Foto storica il mio @marcomelandri33 stasera cucina lui anche perche ‘io ho la febbre twitter.com/Manuelaraffaet…
— Manuela raffaetaさん (@Manuelaraffaeta) 2013年3月27日
《んんん〜〜もう恐ろしく美味しいの一言。グレート・マイ・マルコ。良い香り。》
Be’ posso solo dire che il risotto e ‘ da paura grande il mio @marcomelandri33 mmm. Che profumino twitter.com/Manuelaraffaet…
— Manuela raffaetaさん (@Manuelaraffaeta) 2013年3月27日
リゾット・アッラ・ミラネーゼ、うまそう。
正直いまいちトラコンがバイクに与える影響がいかほどなのか分かりません。
トラコンが効く今の時代、同じ操作をしたらどうなるんすか?