MotoGP

ドヴィツィオーゾvsバルベラ足蹴り事件:2013アッセンGP

さて、アッセンGPの予選1の終盤…
アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手とエクトル・バルベラ選手がコースを走りながら、やけに『話し合ってる』ような様子でしたが…

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しまいには、よもやのドヴィツィオーゾ選手の『蹴り』まで出てきて…

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これはね…けっこうビックリしましたね。
ドヴィツィオーゾ選手と言えば、イタリア人選手の中でも自他共に認める品行方正ライダーなんですよ。
以前、日本語レッスンの生徒さんに、ドヴィツィオーゾ選手の喋り方って『僕』と『俺』のどっち?って聞いたら、
「100%『僕』です。」って断言してた程でしてね。
(ちなみにロッシ選手は『俺』ですって。)

と言う訳で、なぜ品行方正ドヴィがそこまで暴挙に出たのか?
予選2直後、ご本人がこう語っております。

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「【まず予選での不調について】それほど話すような事もないんですが…単純に僕らはそれほど速くはなかった…ここではギャップは大きかったですね。僕らドゥカティ選手は全員、まったくもって首位から遠く及ばなかった。一番速かったニッキー(ヘイデン)も、良い操縦をしながらも1秒半の差でしょ。僕は予選2に進む事もできず、チームに対し本当に申し訳ないです。コーナー進入が上手く行かず、立上がりでは動いてしまうんで、かなり失速してしまいました。
これだけでも充分厳しい状況なのに、バルベラが入って来るんですからね。僕の最速ラップを邪魔して、なにかと厄介にしてくれてね。今日、僕はプッシュしている最中で、0.1秒速いセクションタイムを出していたんです。そうしたら、彼が新タイヤを履いてコースに出てきて、僕の前についた。それで彼もプッシュし始め…結果として、僕の邪魔をしたと言う訳です。

【バルベラ選手について】彼はいつも邪魔して来る!わざとやるのはマズいでしょ。1回ならそう言う事もあるけれど、彼の場合はいつもですから。CRTに乗ってる選手は直線コースは減速して後追いできそうな選手を探すんですが、バルベラは僕の事を待ってたんですよ…僕を見つけて、食いついて来た。僕の周回を邪魔しようとして、上手く行ったと言う訳です。それで腹が立って、『蹴り』を入れてしまった…。あんな事はすべきじゃないけど、彼は250cc時代からああですからね。
これから一緒にレース・ディレクションに行くんですが、そうできて嬉しいですよ。僕の目をみながら『嘘』を言ってくるのかどうか…彼も処罰されるのかどうか見てみたいもんですね。残念ですが、でも、まともな分別はあります。自分は世界選手権でも最もフェアな選手の1人であると思っているし、僕が処罰されるのは我慢だけど、重要なのは彼も処罰されるかどうかですよ。
明日はかなり後ろからのスタートになるし、確実に長く厳しいレースになるでしょう。でも、いつも通り、最大限にプッシュしていくつもりです。」
(Source:2013年06月28日 Mediaset.it記事より抜粋)


で、結局、レース・ディレクションの処罰がどうなったかと言えば…

《ドヴィツィオーゾ/バルベラ両選手とも、今年から導入された『危険行為に対するポイント制度』により1点ずつ科せられた。》
(Source:2013年06月28日 MOTOGRANDPRIX記事より抜粋)


身も心もバラバラ…クリックPrego

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