さて…8月初めにケーシー・ストーナー選手が茂木でホンダRC213V機のテストをしたんですが。
ホンダの現役ワークス選手の2人はどう思ってたのかな…なんて考えた方もいるのではないでしょうか。
とりあえずテスト前に、ストーナー選手の元チーフメカニックさんがこう申しておりました。
★クリスティアン・ガバッリーニ(ケーシー・ストーナーの元チーフ・メカニック、現在はHRCスーパーバイザー)が、ストーナー選手の茂木テスト前にコメント。
「【ストーナー茂木テストに、ペドロサ/マルケスは怒っている?】
そんな感じはしませんが。ダニ(ペドロサ)もマルク(マルケス)もプロだし、今回の目的はパーツテストであってセッティングを模索するためじゃない事はちゃんと承知してますから。」
(Source:2013年07月24日 Gpone記事より抜粋)
そしてっと…
おっ、早速、マルケス選手のコメントが出てきましたな。
★マルク・マルケスが『Autosport.com』に次のようにコメント。
「【ストーナー選手の茂木テストについて】
僕らにとって非常に重要な事です…あのマシンを操縦すると満足感がありますからね。茂木テストについて何も知らないんですよ…日本人スタッフの誰とも話してないんで。でも、インディアナポリスに行ったら、ぜひ聞いてみたいなぁ。ケーシー(ストーナー)は凄く速いと思うし…絶対にテストでは限界まで攻めたはずですよ。ホンダにとっても、ダニ(ペドロサ)にとっても、僕にとっても重要な事だと思います…ケーシーがあのマシンに試乗し、限界ギリギリまでね。ちょっとテストできる事もあるけど、それなりのラップタイムを出して、たくさんプッシュしないと…良い感じにはならないんですよね。」
(Source:2013年08月13日 Motoblog.it記事より抜粋)
まぁ…相変わらず、卒のない大人の回答ってとこでしょうか。
明後日あたりはペドロサ選手のコメントも出てくるんでしょうな。
マルケス選手と言えば…
兄弟ともどもインディアナポリスに向っているようで、それぞれフェイスブックで機内からの写真を公開しとりました。
《レース復活!!!ガーーース!!飛行準備OK!! 》
[マルク・マルケスFBより]
《インディアナポリスに向けて離陸準備OK!!》
[アレックス・マルケスFBより]
やっぱり座席クラスは違うのね…クリックPrego
いや~、市販レーサーのプロモーション的な物かと思ったら。
普通のテストなんですね。
パーツテストって何のパーツでしょ。
セッティングの模索じゃ無いと言うけど、只のパーツならケーシー要らないでしょ。
パーツなら操縦性に関する、かなり重要なパーツと言う事じゃない?
パワーのホンダ、コーナーのヤマハと言われてますが、今のホンダは良く曲がってます。
このあたりケーシーの功績だという、メーカーの判断なんでしょうか。
テストに抜擢されると言うことは、個性的な乗り方をするにもかかわらず、求めるマシンはノーマルなんですね。他者にも通用するマシンであると。
或いは、ホンダは、マルケスにチャンピョンを取らせようとしているとか。
ホンダと言えばスペンサー(ヤマハにも乗りましたが)。スペンサーと言えば記録。
最年少もそうだけれど、2階級制覇。そのために、250も作りました。
NRやNSや初代NSRやRC211V。チャレンジングな初物づくし。記録も好きそうな、ホンダ。
マルケスとケーシーは走り方が違うと言われていますが、
今回のテスト、何だか、マルケスのためという様な勘繰りをしたくなります。妄想中。
それくらい、マルケスの走りには、魅了があり才能を感じる。毎周ラインが違うのはご愛嬌。アレだけ、入口出口と滑らせ、無駄だらけなのに、タイヤがもつし速い。
無駄のないロレンソとの対比が、世代的に、秀吉とグンのようで懐かしく面白い。
それだけではなく、色んなライダーに、少しづつ似ていて、面白い。
前出、肘すりのルジアやカダローラ、下半身の使い方はドゥーハンやマモラ、切り返しの感じはスペンサー。
2強が怪我だったとは言え、ランキングトップだもんね。
いよいよ後半戦。誰もが、マルケスに独走されてたまるかと、巻き返してくる。楽しみだ。
カルの初優勝にも期待。