『レース1リザルト』
★天候は予想通り晴れ。トム・サイクス(カワサキ)が優勝。
★18ラップ目にマルコ・メランドリ(BMW)が(サイクス選手に)首位を奪われた際、フェデリコ・サンディ(カワサキ)のエンジントラブル(結果コースにオイルを残す)が原因で、ジョナサン・レイ(ホンダ)、続いてレオン・キャミア(スズキ)がスリップし、激しい転倒を起こしレースが中止された。
★両選手はメディカルセンターに搬送され、検査の結果、レイ選手は大腿骨骨折、キャミア選手は頭部外傷と診断された。
★2位はマルコ・メランドリ。3位のチームメイトのチャズ・デービスとは僅差。
★4位は総合首位のシルバン・ギュントーリ(アプリリア)で、同じくアプリリア機を駆るダビデ・ジュリアーノ(5位)、ミシェル・ファブリツィオ(6位)らを蹴散らした(ギュントーリ選手のチームメイトのユージーン・ラバティは序盤に転倒)。
★7位はレオン・ハスラム(ホンダ)、後続はジュール・クルーゼル(スズキ)、アイルトン・バドビーニ、そしてカルロス・チェカ(ドゥカティ)。バドビーニ選手はポールポジションからのスタートを優位に展開させる事が出来なかった。
(Source:2013年08月24日 Motograndprix 記事より抜粋)
『レース2リザルト』
★レース2もレッドフラッグ介入でレース中止。
★最後の1ラップを残しMatej Smrz(ヤマハ)が転倒し、マシンからのオイル漏れが発生、それが原因となりレースが切り上げられた。
★チャズ・デービス(BMW)が2戦共に好成績。2位はユージーン・ラバティ(アプリリア)。3位はデービス選手のチームメイトであるマルコ・メランドリだが、2度目の優勝のチャンスを逃しパルクフェルメでは落胆気味。
★トム・サイクス(カワサキ)はレース1に比べ不調で4位止まりであったが、5位のシルバン・ギュントーリ(アプリリア)から1ポイント差で総合首位の座を奪い取った。
★ダビデ・ジュリアーノ(アプリリア)が6位と好位置。ポールポジションのアイルトン・バドビーニ(ドゥカティ)はドライで苦戦するパニガーレ1199のダメージを食い止め7位。8位にはミッシェルファブリツィオ(アプリリア)とイタリア人ライダーが続いた。
★マックス・ノイキルヒナー(ドゥカティ)が9位とホームサーキットで健闘した。
★レオン・ハスラム(ホンダ)が転倒したが、何とかレースに戻り完走(13位)。同様にジュール・クルーゼル(スズキ)も序盤に技術面での不具合があり、終盤ピットに戻ったが、レースに復帰。
『チャンピオンシップ』
(Source:2013年08月24日 Motograndprix 記事より抜粋)