先日の記事で、ロッシ選手がドゥカティ機について色々と語っていたじゃないですか…
イタリアの『Moto.it』サイトが早速、他の元ドゥカティ選手のコメントを集めてたんですよ。
取り急ぎ、ドゥカティ辞めたてホヤホヤのニッキー・へイデン選手のをご紹介しますね。
★ニッキー・へイデンが5年間乗り続けたドゥカティのデスモセディチ機について語る。
「僕らは過去にそこそこのリザルトを出してきたし、ドゥカティ・ファンと言うのはもの凄い情熱的で、僕に対して常に好意を持ち続けてくれた。ただ、一番重要なのはリザルトであって…だから、嘘で固める気はありません。今後、ドゥカティ時代を振り返る時、後味が最高に良かったってことにはならないでしょうね。
結局、ライダーの問題じゃないんですよ…ドゥカティでは次から次へと替えてましたが。あらゆる名前が上がって…“ビアッジを試してみよう!”とかね。結局、かなりの人間がデスモセディチ機を試したでしょ。ライダーだけの問題じゃない…反対する人もいるでしょうけどね…ドゥカティの技術陣なんかね…例えば、アレックス・デ・アンジェリスを乗せたがってましたけど…ヴァレンシアテストの前にもう1人イタリア人ライダーがいたなぁ。ライダーの問題じゃないんですよ…マシンとライダーのコンビネーションが上手く機能すべきであって…5年間戦い続け、それを証明するのに寄与できたことを嬉しく思いますね。」
(Source:2013年11月29日 Moto.it記事より抜粋)
あの〜やっぱり、こうして写真を見てみると…
本当にロッシ選手って…ちょっと老けましたかねぇ。
これって3年前の写真ってことでしょう…
特に、ヘイデン選手が今とそんなに変わっていない事を思うと…
ロッシ選手の方は少し…脂っ気が抜けたと言うか…
いや、まぁ、個人的には…今の方が渋みもあって良い感じなんですけどねぇ。
いぶし銀クリックPrego
ドゥカティに関するコメントは、古くはメランドリから多々出ており、ケイシーですらホンダ移籍後に100%賞賛するコメントはしていません。当然ドゥカティのエンジニア、経営陣にもこれらの話は届いているはずです。在籍中に不満をほとんど言わなかったニッキーのコメントは重いですね。
ライダーの意見は、一貫してドゥカティはライダーの意見を聞かず、開発も遅く、最後には、ライダーの技術に疑問を呈する…みたいな形でしたが、ニッキーの今回の発言はそれを裏付けているように感じます。
ロッシのコメントにありましたが、今の契約システムでは試乗して、契約と言う手順が踏めず、依然としてあの赤いファクトリーマシーンはほぼ全てのライダーにとって魅力的ですよね。そこに奢りがあるのか、もしくは技術陣の必死の努力にかかわらず結果が出ていないだけなのか…
頑張れ〜!
ケーシーのスペシャル番組の中で、ドゥカティとはチャンピオンになった次の年から少し、関係がギクシャクしだしていたみたいな言い方してましたね、マシンに対しても言ったことを聞いてくれなかったって言ってたし、結局はチャンピオンをとってからなにも変えなかった、変わらなかったんですね。