『モトGPセパンテスト:マルケス疾駆、ロッシ追随』
★2014年モトGPセパンテスト初日は大方の予想通り、マルク・マルケスが首位。唯一、ヴァレンティーノ・ロッシが午前中にトップに躍り出たが、13時頃にはマルケスが首位奪還し、その後も維持し続けた。。
★マルケス選手はマシン3台を用意。1台は2013年版で比較用。なお首位タイム2分00秒286(全62周中52周目)を刻んだのは2014年の新モデルで、昨年、同選手が記録したPPタイムより約0.3秒遅く、2013年セパンテストでダニ・ペドロサが記録した首位タイムより約0.2秒遅い。
★2位のヴァレンティーノ・ロッシ(+0.518)は、終日かけて着実に向上し、ヤマハ勢ではトップ。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは4位(+0.796)で、周回数も47周と少なめ。
★3位ダニ・ペドロサ(+0.620)は計75周をこなし、73周目に2分01秒の壁を破った。
★ホンダ勢はアルヴァロ・バウティスタ(+0.954)が5位、ステファン・ブラドルは一度転倒したが6位(+1.034)。
★Open勢はアレイシ・エスパルガロ(チーム・フォワード、ヤマハOpen機)が首位で、トップ3順位をかすめながらも最終的に7位(+1.133)。同チームのマシンが今回のテストがやっと最終版であり、本日は電制システム作業に集中していた。チームメイトのコーリン・エドワーズはまさに電制システムのトラブルで長くボックス待機となり、26周回して11位タイム(+2.197)を刻んだ。
★プライベートチームながらヤマハワークス機を駆る弟エスパルガロことポル選手は、9位(+1.348)で、Open機の兄アレイシ選手を下回った。チームメイトのブラッドリー・スミスは10位(+1.590)。両選手のM1機にはシームレスギアボックスが搭載されておらず、いつ使えるか未定、また、車台の最新版もまだ使用できない。
★ドゥカティ勢トップはアンドレア・イアンノーネの8位(+1.252)で、ドゥカティ・ワークス2選手を凌いだ。ドヴィツィオーゾ12位、ピッロ13位、クラッチロー14位。選手らは新旧マシンの比較を行なった。
★ドゥカティOpen機のヨニー・エルナンデスは15位(+2.605)で、ホンダOpen機(RCV1000R)全てを凌いだ。
★ホンダOpen機(RCV1000R)はニューマチックバルブ未搭載がパフォーマンスに影響しているのか、同機トップはニッキー・へイデンの17位(+3.033)。
★アヴィンティアのFTRカワサキ機はニューマチックバルブエンジンを試用中で、エクトル・バルベラが22位(+4.636)。
(Source:2014年02月04日 Gpone記事より抜粋)
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いつも翻訳ご苦労様です
いきなりで失礼しますが、ポルとスミスの紹介のところがかなり誤解を招く表現になってるような気がします。
「サテライトながらファクトリーオプションのtech3はアレイシに遅れをとった。ポルが9位でスミスが10位。彼らのM1はまだシームレス未搭載で、いつ搭載されるのか、そもそもそれら最新技術が使えるようになるのかも未確定」
伊語は読めないので英語で読んでますが、そんな感じだと思います・・・
少なくともポルとスミスの間に待遇差があるような表現は原文には無いように見えます。
そうですね。確認したところ、確かに両選手のマシンに差があると言うような記述にはなってませんでしたので、速攻で訂正しておきました。有り難うございますネ。