モトGP『インディアナポリスFP4・予選1・2の経緯』
★[予選2]マルク・マルケス(ホンダ)が1分31秒619で、今シーズン8回目のPPを獲得した。スタート早々は、タイムを出す事より後追いされないよう慎重になっているようだった。
マルケス選手のコメント。
「凄いタイムを出せました…でも、特にレースに向けて、ハードタイヤでもソフトタイヤでも良いセットアップになったんですよ。あとは気温がどうなるかだけですね…それでタイヤを決めます。」
★[予選2]2位は抜け目なく立ち回ったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ、+)。マルケス選手のスリットに入り、見事に同じリズムを保ち続けた。新エンジンも助けになった模様。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「このファーストローが必要だったんですよ…レースに向け、常に助けになってくれるから。ここまで、うちはどんなコンディションでも速かった。レースは厳しいでしょうね…3周も走ったらタイヤはかなりタレてしまうし、うちはアンダーステアだからギャップは大きくなるでしょ。ただ、マルク(マルケス)のスリックに入れたお陰で、1分32秒を切れました。前からスタートは助けになってくれますね。」
★[予選2]3位のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ、+)は後追いなしで、自力でタイムを叩き出した。1周タイムもペースも、本来の調子に戻ってきている模様。
ロレンソ選手のコメント。
「FP4ではちょっと問題を抱えていて…セットアップのせいなのか、欠陥タイヤだったせいなのかは分かりませんが。ちょっと信頼感が落ちてましたね。予選はソフトタイヤで、マシンは完璧でした。」
★[予選2]1分32秒の壁を破ったのは上位3選手のみ。
★[予選2]セカンドローはヤマハが独占。4位アレイシ・エスパルガロ(ヤマハ・オープン機、+)、5位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ、+)、6位ポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3、+)。
★[予選2]ブラッドリー・スミスが第1コーナーで転倒。
★[予選1]予選2行きはスコット・レディングとカル・クラッチロー。
★[予選1]サプライズはレオン・キャミア(ニッキー・へイデン代役)の6位(予選全体では16位)。
(2014年08月09日Gpone記事参照)
モト2『インディアナポリス予選の経緯』
★ラバトとエガーター両選手の対決なるかと思いきや、ミカ・カリオ(カレックス)が1分36秒883で今シーズンはヘレス戦以来2回目のPPを獲得。
カリオ選手のコメント。
「貴重なリザルトです…昨日は苦戦しましたから。すぐに攻めて行きたかったんですよ…持てるもの全てを出してね。最終的に作戦は成功となりました…ハードタイヤはかなり良かったです。」
★2位のエステヴェ・ラバト(カレックス、+0.173)はセッション序盤にコースアウトし、あと6分で終了と言うところでハイサイド転倒を起こし激しく地面に叩きつけられた。起き上がる事はできたものの、そこで終了する事となってしまった。
★3位はドミニク・エガーター(スッター、+0.326)。FP2/3は好調だったが、全セクターにおいてカリオ選手の障害とはならなかった。
★今回の予選は転倒が多発し、ラバト選手の他にはデ・アンジェリス選手が僅か3周回目で転倒し21位で終了。ロレンツォ・バルダッサーリはコルテーゼ選手と接触後、転倒し32位。カルドゥス、Mulhauser、ヘリン、シメオンも転倒。
★イタリア勢トップは、いつも通りシモーネ・コルシ(カレックス、+0.573)の5位。
★タカアキ・ナカガミが久し振りに上位に進出し、7位(カレックス、+0.641)。
(2014年08月09日Gpone記事参照)
モト3『インディアナポリス予選の経緯』
★ミラー/ヴァスケス/マルケス/フェナーティが激しい競合いの末、ミラー選手(KTM)が真っ先に1分41秒の壁を破り、1分40秒727で今シーズン6回目のPPを獲得した。
★2位ヴァスケス(ホンダ、+0.080)、3位マルケス(ホンダ、+0.081)、4位フェナーティ(KTM、+0.102)。
★ペース面では上記4選手はほぼ互角で、1分41秒前半で安定して走行している。
★フェナーティ選手は後追いせずに自己最速タイムを記録。イタリア勢ではフランチェスコ・バニャイアが8位(KTM、+0.566)、アレッサンドロ・トヌッチが9位(マヒンドラ、+0.569)。
★解雇となったリヴィオ・ロイの後任ホルヘ・ナヴァッロが6位(カレックス/KTM、+0.521)。
(2014年08月09日Gpone記事参照)
中上君の不調の原因ってなんなんですかね?チームの力不足なんでしょうか。中上君自身の問題なのか?応援してるだけに気になりますが、3列目は悪くないので頑張ってほしいですね!
岡田監督は、ホンダのサイトで、チームのスキル不足を認めています。
しかし、自分が思い出したのは、別の話でした。
心理学の何かの本で、アイデンティティなど一つではないし、決まったものなど無い、その例として、外国語の習得を上げていました。日本語で喋る時は、周りの空気読んで控えめにしているのに、海外で育った訳でも無いのに、英語を喋る時は、自分を出し積極的に自己主張する。そんな人間は幾らでも居て、性格やアイデンティティなど一定のものは無いとの話。
海外のチームで外国人スタッフ、その中で、いちライダーとして自分を出していたのに、日本のスポンサー、日本人監督、アジアを冠しているものの事実上、日本のホンダのチーム、その中で、悪い意味で日本人的な部分が出ているのではないかと。
何かを背負ってしまうとか、戦いに関するスタンスとか、自己主張とか、気遣いとか、微妙な部分。
中上君本人も知らないし、現場も知らないので、単なる、思いつきに過ぎませんが、そんな事を感じましたね。 後は、一つ勝って、勝ち癖をつけるだけと言う感じだったのに。 もしそうだとしたら、深刻ですね。なんたって、チームアジアですもんね。違う事を望みます。