モトGP『ミザノFP3の経緯』
★全選手が早急にセッティングを調整し切らなければならない中、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマックだがファクトリー機を使用)が1分34秒120で首位を獲得。
★2位はドゥカティ・ファクトリーのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(+0.035)。最後の出走では1分34秒5以下を連続4周回こなした。なお、イアンノーネ選手は1分34秒台は2周だけだった。
★各タイムを見る限り、コース状態はまだ最高とは言えない。なお、2013年のマルク・マルケスのPPタイムは1分32秒915、2011年ホルヘ・ロレンソによるコースレコードは1分33秒906。
★3位は復活のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ、+0.136)で、ブレーキングにおける理想的なセッティングを模索中。
★ランキング首位のマルク・マルケスは4位(ホンダ、+0.164)。コーナー進入時に膨らみがちなホンダ機の傾向に苦戦している模様。
★ヴァレンティーノ・ロッシは6位(ヤマハ、+0.332)。
★四天王(マルケス/ペドロサ/ロレンソ/ロッシ)はペース面で突出した者はなく、4〜6周を1分34秒5平均で維持している状態。ドヴィツィオーゾは同コースでテストをしたばかりなのと、ソフトタイヤのお陰で四天王並みの安定感で走行している。
★10位アレイシ・エスパルガロ(ヤマハオープン、+)はヘルメットに、負傷して欠場しているシモーネ・コルシのゼッケン『3』を描き入れていた。
(2014年09月13日Gpone記事参照)
モト2『ミザノFP3の経緯』
★FP1〜FP3まで常に首位選手が異なり、今回はトーマス・ルーティ(スッター)が1分38秒381でトップに立った。
★マーヴェリック・ヴィニャーレスが終盤、僅差で2位を獲得(カレックス、+0.011)。
★タイトル争い組は、ミカ・カリオが3位(カレックス、+0.050)、チームメイトのエステヴェ・ラバトが4位(+0.158)。
★イタリア勢トップはまたフランコ・モルビデッリ(カレックス、+0.368)で7位。ハードブレーキングに改良の必要あり。
★転倒はジーノ・レイ、フロリアン・マリーノ(コルシ代役)。
(2014年09月13日Gpone記事参照)
モト3『ミザノFP3の経緯』
★ホンダ組が快調で、アレックス・マルケスが1分43秒862で首位、アレックス・リンスが2位(+0.210)。
★サプライズは3位、マヒンドラのミゲル・オリヴェイラ(+0.348)。
★ランキング首位のジャック・ミラーは5位(KTM、+0.606)で、コース中盤で苦戦している模様。
★イタリア勢トップは、『VR46』チームのロマーノ・フェナーティの7位(KTM、+0.874)。セッション終盤では後輪を人工芝に接触させ、激しい転倒を喫し、レッドフラッグが出されたが、本人にケガはなし。
★『VR46アカデミー』生徒で、今回が2戦目のアンドレア・ミーニョはセッション開始直後に転倒し、終了。オランダ人スコット・デルーも転倒。
★昨日、リスクを避けボックス待機していたアナ・カラスコも出走。
(2014年09月13日Gpone記事参照)