『2014ミザノGPこぼれ話 去就篇』
★今季、モト3クラス参戦中のアレックス・リンス(19才)が、シト・ポンスのチームと2年契約(2015/2016年)を結び、来季からのモト2昇格が決まった。
リンス選手はモト3クラスで、現在、総合3位にいる。
チームメイトで総合2位のアレックス・マルケスは、来季、『Marc VDS Racing』チームからのモト2参戦が決まっている。
リンス選手は2012年に『ルーキー・オブ・ジ・イヤー』を獲得し、2013年はマーヴェリック・ヴィニャーレスに次ぎ総合2位に輝いた。
[下記写真はMotosprintサイトより抜粋]
(2014年09月12日Motoblog.it記事参照)
★今季、マヒンドラ機でモト3参戦中のミゲル・オリヴェイラ(19才)が『Red Bull Ajo KTM Moto3』チームと契約した。オリヴェイラ選手は来季、ジャック・ミラー後任としてモト3クラス5年目の参戦に挑む事となる。
なお、2015年の同チームの選手はミゲル・オリヴェイラ、ブラッド・ビンダー、カレル・ハニカの3名。
(2014年09月18日Motograndprix Motosprint記事参照)
★今季、モト3クラスに参戦中の女子選手アナ・カラスコ(RW Racing GPチーム所属)が、9月12日(金)のFP1・2に不参加だった。理由は2014年シーズン参戦に向け取り決められていた支払いの滞納に関係している模様。なお、昨年、カラスコ選手は計9ポイントを獲得したが、今年はまだ1ポイントも取っていない。
カラスコ選手がカレックスKTM機で参戦するには、25万ユーロ支払わなければならないのだが、9月12日の時点で半分の支払いしか終わっていない模様。
Roelof Waningeチームマネージャーが次のように話している。
「問題は今週末だけの話じゃなく、もっと長期に渡るものなんです。時間はかけてるんだが、まだ打開策が見つからなくて。アナ(カラスコ)だけのせいじゃありませんよ。あいにく、当初の約束通りに支払ってくれない人達やスポンサーがいるもんだから。つまりアナには、契約通りに進めるような金がないんですよ。アルゼンチンGPから、ずっとこの状態なんですけどね。話し合いを持とうとはしてるんだが、毎回、先送りになってしまって。深刻な所まで来てしまいましたね。今シーズンを続けて行くのは、本当に厳しい。アナに支払うよう何度も言ったんだが、シーズン完走できる資金はないような事を言ってました。
チーム内で話し合った結果、FP2にはアナを出走させたんだが、動揺してしまって走れるような状態じゃなかった。今はリラックスして、一晩じっくり考えてみなければね。
大きな問題です。打開策を見つけられるといいんだが。今のところは、確実に無理でしょう。シーズン完走するには多額の金がいる。一部は支払ったが、誰か支援してくれる人間を見つけないと、どうにもならないでしょう。」
(2014年09月12日Gpone記事参照)
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エントリークラスに持ち込み25万ユーロって・・・Moto3コスト増の煽りでしょうか。
コスト低減策が有名無実化してるようだしMoto2みたくワンメイクエンジンにするか、
コスト安い2スト125に戻したほうが健全かもね。
なんつーか、GPロードレースってお金掛かりすぎな気がしますね。
もうちょっと安くできないもんかなぁ・・・
あ、とは言えオリベイラの来年には期待してしまうし、
リンス、マルケスの Wアレックスがモト2でもタイトル争いをしてくれるんじゃないか?とか
興味は尽きないです。
MOTO3は有望な新人発掘の場なんだから
いっそのことCBR250Rのワンメイクでもいいんじゃ・・・。