『ロレンソ:ホンダが最高?コースによるでしょ』
★第2回モトGP公式セパンテスト最終日の3日目、ホルヘ・ロレンソは2位タイムを刻んだ後、気温が最高に達する中、レース・シミュレーションを敢行。
★ロレンソ選手のコメント。
「もの凄い暑かったですね…路面温度は60度でした。セパンで、こんなキツいコンディションで走ったのは本当に初めてです。好リズムとは言えないけど、こう言う特殊な気温の中で、細かな箇所をちょっと試せました。タイヤがタレると、加速でマシンがちょっと遅くなるんですよ…打開策を見出そうと、タイヤ圧に手を入れてみたんです。ここでのレースで似たような気温になるかもしれないしね。こう言うコンディションだと、どんなトラブルも増大してしまうから。」
【好結果が得られた?】
「もっと低い気温でロングランをしていたら、確実にもっと速かったでしょうけど…でも、それは前回のテストで試してあるから。別の状況下で試せて最高でしたよ。」
【かなりのレスポンスが返ってきた…】
「今日はすべて上手く行ったって言えるでしょうねぇ…シミュレーションは別だけど。でも、今言った通り、究極の暑さの中でやったんでね。昨日よりも伸びてこれたし、セパンでのいつものタイムより良かったし。ただ、前回のテストの時ほどグリップはなかったですね。それもあって、僕としては嬉しいんですけどね。実に満足してセパンを発てますよ。」
【カタールテストまでちょっと間が空くが…】
「カタールテストに向けてギアに手を入れていかないと…まだ完璧な状態じゃないんですよ…ユーズドタイヤでのマシンの挙動がね。でも、気温がもっと低かったら、問題も少ないと思うんですけどね。」
【対ホンダ機に向け、ヤマハ機は適切な方向に進んでいるようだが…】
「ここのコースでは、もの凄く暑くなった時を改善していかないと…でも、ハードブレーキングではけっこう接近してますけどね。今の段階では、うちが不利なコースもあるし、ホンダが不利なコースもあるでしょう。それだけでもポジティブですよ…だって、2014年はうちの方が速いコースを探すのが大変だったんだから。ホンダ機は1ラップがかなり速くて…(カル)クラッチローが今日、それを証明してましたよね。でも、リズム面も悪くないんですよ…まぁ、それはけっこうコースに依るけど。ここで接近していられたってことは、他のコースではうちが前に出られるでしょう。」
(2015年02月25日『Gpone』記事参照)
[amazonjs asin=”B00KF8RJLA” locale=”JP” title=”2015 新 公式ホルヘ·ロレンソ99 X-FueraモトGPネックチューブ Jorge Lorenzo 99 X-Fuera Moto GP Neck Tube”]
セパンでここまでマルケスに接近できてるなら充分にタイトルを取る可能性が有るでしょうね。
予選はドカティやスズキもポールポジションを争うかもしれませんが
決勝レースでレプソルホンダに太刀打ちできるのは、やはりファクトリーヤマハの二人しかいないでしょうからね。
ロッシ、ロレンソを全力で応援する事になるだろうなぁ
今年は