『エスペレータ:ロッシはモトGPのイコンである』
★5月10日にバルセロナで開催されたF1グランプリに訪れていたカルメロ・エスペレータ氏(モトGPの運営会社ドルナのCEO)が、次のように語った。
【ストーナー元選手からのペドロサ代役参戦の申し出をホンダが断った際、ドルナではどう思っていた?】
「ケーシー(ストーナー)にとっては、僅か2戦のためだけに復帰するのでは意味がないでしょう…ただ、本人にモトGPに戻ってきたい気持ちがあるのなら、もちろん門戸は開かれてますよ。わざわざ議論するような事はないにもない。ホンダは、ペドロサ代役としての2〜3戦のみの復帰だったから『NO』と言ったのでしょ。」
【ロッシ選手が総合首位に返り咲いているが…モトGPへの影響はどのぐらい?】
「ヴァレンティーノ(ロッシ)は世界選手権のイコンですからね。モトGPにおける彼の存在は非常に重要なものです。その証拠に、最高峰クラスに昇格してくる若手ライダーらが、ヴァレンティーノのことを手本として見ており、常に深い敬意の気持ちを抱いてます。昨年のヴァレンティーノの実績は、優勝を目指して走っていると言うことを証明するには充分なものだったでしょ。彼がトップに返り咲くことに関し、私は微塵の疑いも抱いたことはありませんよ。これまでヴァレンティーノのことを批判していた輩は、今は口を慎むべきでしょう…彼は2輪レースを続ける気満々で、モチベーションも高いんですからね。精神的にも、まだまだ優勝を重ね、タイトルを獲る準備はできていますね。」
【メーカー協会と繰り広げていたレギュレーション闘争で勝利していたが…満足?】
「なんの闘争も繰り広げてませんよ…ただ、メーカー側と意見の相違があっただけで。私は、当初は反対していた懐疑論者らを説得しつつ、みずからの案を進めることにしていたし…ただ今となっては、我々が正しい道に差し掛かっていると言うことは誰の目にも明らかだと思いますが。」
【ドゥカティはオープン・レギュレーションのお陰で戦闘力が戻ってきたが…】
「ホンダやヤマハが寛大に対処してくれたお陰で、ここ何年間か優勝できないでいたメーカーの戦闘力が回復しましたよ。実際にはドゥカティだけの話ではなく、スズキやアプリリアにも適用させたいと思ってるんですよ。ドゥカティが優勝したなら、現在、与えられている優遇措置を他のメーカーに譲るのは当然のことと思ってます。」
【他のメーカーもモトGPに参戦する予定がある?】
「2017年にKTMが入ってきます。それ以外は…まぁ、どうなるでしょうね。こちらの方では大歓迎する準備はできてるんだが…まぁ、現在の状態で進めていく準備もできてますよ。」
【ブリヂストンが今年一杯で撤退し、新たにミシュランがワンメイクサプライヤーとなるが…】
「テストに出てきているデータはポジティブなものですよ。嬉しいですね…ミシュランが短期間で破格の作業を進めていますから…この何年間かブリヂストンが進めてきたようにね。」
(2015年05月11日『Omnicorse.it』記事参照)
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カワサキ乗りの私としてはぜひともカワサキに復帰してもらいたいもんですね‼︎
ホンダだから勝てるわけじゃないところを見せたいとか言って、マルケスが乗ってくれたら面白いですよね〜、誰かさんみたいに(笑)
SBK制覇からの発展を期待したい!
が、ご本人の鼻毛手入れも猛烈にお願いします。
タイトルの通りです。
どちらも正しいです。
…そうですねぇ…日本語だと『アイコン』の方がピンと来るのかなぁ。