『ペドロサ:痛みより操縦の慣れた感じが戻ってない』
★5月15日(金)、ダニ・ペドロサが1ヶ月以上のブランクを経て、ル・マン戦FP2を7位で終えた。
★ペドロサ選手のコメント。
「予想してたのと少し違ってました。リズムやスピードへの慣れを…それからマシン・コントロールも取り戻さなければならなくて。ある地点では、全員から抜かれてしまいましたよ!アクセルを全開にするって言うのも難しかったですね。でも、腕の感触はいい感じだし、FP2では、午前のセッションより僕の手応えも良くなりました。でも、今はくたくたです。」
【明日はまた重要な1日となるが…】
「今日はマシンへの作業もしなかったんですよ…重要ではなかったんで。操縦面をもっと改善していかないならないのは確実ですね。そして、自分がどんな風に覚醒するのかに興味があります。今日のところは短い出走しかしていないし、まだまだ未確認のことがどっさりありますから。」
★ペドロサ選手はこのほか、次のようにも話した。
【手術した腕は痛んだ?】
「それよりも力が出なくて。痛みよりも、操縦の慣れた感じが戻ってなくて。今はちょっと疲れてます。セッティング作業をしていて…腕に負担をかけないよう短い出走をしてたんだけど、乗った後は常にちょっと炎症が出てました。」
【マシンに乗ってる時は腕のことは考えずにいられた?】
「難しいですね。そう言う時もあるだろうけど、使わないといけないですからね。今の僕のように100%の状態じゃないと、ソフトな操縦を心がけて、全力投球できるようにはならないものでしょ。周回を重ねていくうちに、全力が出せるようになると良いんですが。」
【以前にも操縦の慣れが戻ってなかったようなことが?】
「冬期オフシーズンでは、よくありますね。でも、セパンテストになると戻ってくるんですよ…あそこはもっと幅もあるし、距離も長いし…ここが一般道だとしたら、セパンは高速道路みたいなもんですよ。だから、感覚もかなり違ってきますね。」
【7位というのは、手始めとしては期待できそう?】
「まだ何とも言えません。もっと走りこんで、腕の方も緩めて、ストレスに適応できるようにならないと。レース後、どれぐらいで回復できるかで、(腕の具合は)分かるでしょう。」
【今夜は、満足して眠れそう?】
「(笑)ええ。でも、今後、不確実な部分というのも出てくるだろうから。またマシンに乗れるようにはなったが、ル・マンと言うのはデリケートなコースなんです…曇ってもくると、晴れてる時のようなグリップはなくなる。でも、今日は楽しかったですよ…特に午後のセッションは。」
(2015年05月015日『Gpone』記事参照)
(2015年05月015日『AS』記事参照)
[amazonjs asin=”4499228425″ locale=”JP” title=”Moto GP レーサーズ アーカイヴ2003 (ピットウォークフォトコレクション2)”]