『2015 ムジェッロ モトGP FP2トピックス』
★5月29日(金)、ムジェッロ戦モトGPクラスのFP2が行われた。
★首位は引き続きアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)の1分47秒479。同タイムはリアにミディアムの新タイヤを履いて記録した。レースで同タイヤを使用する確率はかなり高い。ドヴィツィオーゾ選手は安定性に定評があり、今回も最後の出走で軽々と同タイムを記録していた。
まだFP2だと言うのに、既にベストラップ(2013年ダニ・ペドロサによる1分47秒157)に接近している。
なお、ドゥカティがムジェッロ戦で最後に優勝したのは2010年。
★チームメイトのアンドレア・イアンノーネは4位(+0.515)。肩に微小骨折があるが、鎮痛剤も神経ブロック注射も使用していないため、方向転換に苦心している。
★トップスピードは相変わらずドゥカティがトップで、引き続きエクトル・バルベラ(ドゥカティ・オープン機)が時速350.1kmを記録した。
★2位はマルク・マルケス(ホンダファクトリー、+0.164)。新スイングアームは僅かながらも助けになっている模様。上位5位以内で唯一のホンダ選手である。
★3位はホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー、+0.373)。いつも通り、驚異的なペースを刻み、自己最速タイムは去年と酷似した荷重配分の時に記録した。なお、午前のFP1ではヘレス&ル・マン戦と同じベースで走っていた。今のところ1分48秒平均で周回できるのはロレンソ選手のみ。
★チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは9位(+0.732)。FP1同様にT4セクターで苦戦しており、そのうえT1セクターでもトラブり、『San Donato』コーナーのハードブレーキング地点でエスケープゾーンにコースアウトしていた。タイヤに関しては、ロレンソ選手はフロントにハード、リアにミディアムの方向でいく模様。ロッシ選手は前後ともハードを好んでいる。
★1位〜4位イアンノーネ選手までが1分48秒の壁を破ってみせた。
★1位〜13位ダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー、+0.956)までのタイム差が0.9秒台。
(2015年5月29日『Gpone』記事参照)
『2015 ムジェッロ モトGP FP2リザルト』
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FP2観ててニッキーの単独走行が妙に切なく感じたょ。
GPを3回も開催する国で一度は世界チャンピオンにまで
登り詰めた男としてはなぁ~ 早く星条旗を背負った
後継者が出てニッキーに楽をさせてあげて欲しいと…
取り立ててのファンじゃないがなんかちょっと…グッときた。