ロッシ9位『後ろだけど、離されてはいない』2015ムジェッロGP

『ロッシ：後ろだけど、離されてはいない』

★5月29日（金）、ムジェッロ戦FP2を9位で終えたヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「FP1はけっこう上手く終えられたんで、同じ調子でFP2を始めたんですよ…ペースは悪くないんですよね…常にトップ3内に入っていて。ただ、ブレーキングとコーナー進入でちょっと問題があって…それで改良を加えてみることにしたんだけど、あんまり気に入らなくてね。結局、フロントに固い方のタイヤを履いてみたんだけど、それほどグリップが出ないし…僕がミスってしまって、大勢に抜かれてしまいましたね。離されてはいないんだけど、ブレーキングに手を入れていかないと…でも、方向転換での機敏さはこのまま保つようにしてね。それから、レースでのタイヤも決めないとね…フロントにハードを履くかどうか、きちんと検証しないと。」

【ロッシ選手の分析では、今日は誰が最速？】
「ロレンソが安定してたし…でも、マルケスも悪くないでしょ。ドヴィツィオーゾは常に僕らと同レベルだったし…そのうえ最後の出走で最速で3周走ってたし。あれは柔らかい方のタイヤだったんですか？」

【いや、リアにミディアムを履いていたが…新しいタイヤだがミディアムで…】
「あぁぁ…それじゃ、好タイムを出していたってわけか…速かったですねぇ。でも、ロレンソの方が安定してるけど。」

【直線コース終盤の『San Donato』コーナーのハードブレーキング地点でのスピードは物凄い？】
「実のところ、うちは去年よりゆっくり走ってるんですよ…理由は分からないんだけど。いずれにせよ、『San Donato』には最速で差し掛かっていきますけどね。確かに今はマシンが安定していて、強く押し付けなくてもマシンのフロントを抑えこむことができるんで…でも、時速340kmで差し掛かって、抜けて行くって言うのは怖いですよ。」

（2015年05月29日『Moto.it』記事参照）
（2015年05月29日『Gpone』記事参照）

【メルマガ26号 2015年　5月22日 発行】
2015年ル・マンGP内輪話

ロッシ：FPから速くなれないもんなの？今回のぎりぎりモディファイとは？

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