『2015 SBK ミザノ レース1 トピックス』
★6月21日(日)、SBKミザノ戦レース1が行われた。
★優勝はPPスタートのトム・サイクス(カワサキ)。
サイクス選手のコメント。
「本当に楽しめるレースでしたよ。レース序盤はけっこうなプレッシャーだったが、今あるものをベストに使いこなすしかなくてね。序盤でタイヤを痛めたくなかったんで、あまりプッシュしたくなかったんですよ。チームにとっても凄いパフォーマンスになりました…1位&2位独占でしょ。これで良いですよ。」
★サイクス選手のチームメイト、ジョナサン・レイも2位。スタート直前、リアタイヤをソフトからミディアムに変えていたが、レース序盤では効果がなかったようで、選択ミスだったことを認めた。
レイ選手のコメント。
「リアをミディアムタイヤにしたのが間違いだったと思うんですよ。気温もすごく高かったわけでもないし…もうちょっとでタイヤがぼろぼろになるとこでした。午後は気温も上がるだろうから、ソフトを使うつもりです。終盤のディヴィスとの競り合いは凄かったですね。」
★3位はチャズ・デイヴィス(ドゥカティ)、ドゥカティにとってはSBKでの800回目の表彰台となる。
デイヴィス選手ののコメント。
「全員相手に物凄い戦いでした!昨日は満足できなかったけど、今日はマシンも良い動きをしてましたね。重要なのは安定したペースで走ることとで…それができましたから。ダヴィデとジョナサンとは良い戦いができたね。」
★ゴール数周までは2位を走行していたダヴィデ・ジュリアノ(ドゥカティ)はリアタイヤに問題が生じ、結局、4位でゴール。
★ワイルドカード参戦のマックス・ビアッジは6位(アプリリア)。スタートではギュントーリ選手の大胆不敵なコーナー進入のせいで、転倒しそうになっていた。ビアッジ選手はマイペースの安定したリズムで走り、順位をいくつか上げたものの、リアタイヤが急激にたれ始め、終盤で再度プッシュできるよう調整していかねばならなかった。
不満顔のビアッジ選手コメント。
「ギュントーリが入ってきた時、スペースはなかったんで、こっちのフロントタイヤに接触してきてね。幸い、こっちもすぐに立て直したけど。けっこう難しいレースでしたよ。面白かったけどね…もっと結果を出したかったんだけど、タイヤの方がちょっとトラブってしまって。最終的にはハスラムにまた追いついたし…このマシンではハスラムが最速だったしね。
うちの問題点かい?リアタイヤの持久性だね。とにかく満足はしてますよ。終盤、タイヤがタレてしまってから、あともう何周かあったら挑んでいけたのにねぇ。今回は甘んじたが、レース2に向けてちょっとアイデアがあるんでね。」
★ロマーノ・アルベジアーノ氏(アプリリア・レース部門代表)のコメント。
「マックス(ビアッジ)はいつだってマックスで…良いレースをしてましたね…いつもレースに出てるわけじゃないことを考慮位してもね。あいにく、リアタイヤの過度の消耗に悩まされてしまったが…レース2に向けて解決しておかないと。ビアッジは別にして、チーム全体としてはあまり嬉しいリザルトではありませんね…5位(ハスラム)と6位(ビアッジ)と転倒(トーレス)じゃね。」
★ランディ・ド・プニエ(スズキ)はリタイヤ。
(2015年6月21日『Gpone』記事参照)
『2015 SBK ミザノ レース1 リザルト』
[amazonjs asin=”B00GED0ZM0″ locale=”JP” title=”KAWASAKI 純正 オイル缶風 マグカップ カワサキマグ 陶器製 (美濃焼) ブラック/グリーン J7012-0029A”]