『2015 シルバーストーン モト3 決勝トピックス』
★8月30日(日)、シルバーストーン戦モト3クラスの決勝が行われた。
★優勝は、ホームレースであり、ここ2戦イマイチだったダニー・ケント(ホンダ)。総合首位(※2位バスティアニーニと70ポイント差)。シルヴァーストーン戦の低排気量クラスでイギリス人が優勝するのは初めて(※2008年にスコット・レディンがドニントン戦では優勝している)。
★2位はヤクブ・コンフェイル(KTM)。
★3位は、『VR46ライダーズ・アカデミー』所属のニッコロー・アントネッリ(ホンダ)。ブルノ前戦の優勝に引き続き、キャリア2回目の表彰台となった。
アントネッリ選手のコメント。
「コンフェイルに追いつこうと頑張ったんだけど、速くって…あまりにも危険が多そうだったもんですから。バニャイアが転倒したのを見て、ちゃんと仕切って、3位を獲得しようって決めたんです…とにかく、本当にポジティブですね。」
★総合2位のエネア・バスティアニーニはラスト2周と言うところで転倒リタイヤ。
★『VR46ライダーズ・アカデミー』は、ロマーノ・フェナーティが第8ラップ第7コーナーで3位を走行中に転倒し、結局、12位でゴール。フランチェスコ・バニャイアがラスト2周と言うところの直線コース入り口(※FPレースのスタート地点)で、4位を走行中にスリップ転倒、リタイヤ。アンドレア・ミーニョは15位。
★第1ラップ、PPスタートのホルヘ・ナヴァッロがカレル・ハニカと共に転倒リタイヤ。ホルヘ・マーティンもコンフェイルを抜こうと無理をして、転倒リタイヤ。
★第3ラップ、首位を走行中のイサク・ヴィニャーレスが転倒リタイヤ。
(2015年08月30日『Gpone』記事参照)
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ケントは安定感抜群の走りでした。
これでバスティアニーニとの
ポイント差は70ポイント。
チャンピオンへ向けてとても重要です。
そして第10戦で1位、2位だった
ロイとマクフィーが5位、6位の大健闘。
いいフィーリングをこれからの終盤戦に
活かしていってほしいですね。
池みたいな路面コンディションで転倒続出。
こんな時には、やはりホンダエンジンの全域トルクフルな特性が生きてくるんだろうな。
上位にホンダが多く、下位にKTMが多い。
KTMのフレームが硬すぎる問題もウェットレースではハンデになってるんだろうな。
今シーズンはもう、新型フレームの投入は諦めたんだろうか。
ケントの上手さも際立ってた。クラッチローに Tアタックしてしまうミラーとは少し違うね。