『ロッシ:ロレンソが苦戦するかどうかは僕次第』
★10月10日(土)、茂木GP予選で2位を獲得した直後、ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「ホルヘが僕にラインを見せてくれたって言うんですか?僕は良い作戦でもって…そして戦闘力の高いマシンでコースに出たんです。一番重要なのは、FP4で好リズムが掴めたってことでね。戦闘力が高い時は、上手くいく作戦が簡単に見つかるもんでしょ。ペースが良くない時は、ずるいことをしたくなるもので。ホルヘの得意なコースで彼のような強い走りができると言うことは…つまり、OKってことですよ。」
★その後、もう少し時間が経ってからのコメント。
「走ってる最中、順位表の一番上に自分のタイムと名前があるのを見て、PPが取れたって思ったんですよねぇ。あいにくパルクフェルメに着いたら、メカニックに2位の場所に止めるよう言われてしまって(冗)。」
【予想をひっくり返して…】
「ポジティブな一日でしたね。午前に一歩前進できたけど、充分ではなかったんですよ。チームと一緒にあらゆるデータを見直したんですが…午後は本当に良くなりました。FP4ってレースペースを理解するのに重要なんだけど、良い感じだったんですよ…最後の出走2回では速く走れたし…ユーズドタイヤでもね。」
【そう言う手応えで予選に挑み…】
「ポジティブな状態だったし、作戦も良かったし…然るべき時に然るべき場所に居合わせてね。こんなにホルヘ(ロレンソ)に接近できて幸せですよ。」
【ロレンソ選手はスリップに入られたと言ってるが…】
「この15分予選と言うのは作戦が重要でね…速く走ることばかり考えるのではなく、色々と注意して見てないと。後ろを走っていたはずのライダーが自分の前に出てくることなんてしょっちゅうあったから。今回はツイてましたね。」
【わざとやった?】
「僕がすぐに出走することにたら、ホルヘも同じようにしたんです。僕のことに気づいてたと思いますよ…でも、引き離せるって思ったんでしょうね。とにかく、彼の後ろに付いて走った時は僕の最高タイムじゃないんで。」
【もっと上手くできた?】
「そうですね。PP獲得の可能性も感じられたし。第7〜第8コーナーでちょっとやり過ぎてしまって…膨らんで差しかかり0.1秒ロスしたんですよ。ドライでホルヘ並みの戦闘力の高さを持つことが重要でしたね。シーズン序盤は勝負できたのに、ザクセンリンク以降、あっちがかなり強くなってしまったから。」
【ロレンソ選手に接近するすると言うのは、どれぐらい重要なこと?】
「僕がここまで接近すると、彼は苦しい状態になる…つまり、ホルヘが苦戦するかどうかは僕次第なんですよ。僕の速さが彼の強さを左右するってことでね。」
【どんなレースになりそう?】
「僕ら6選手全員、戦闘力がかなり高いんですよ。ただひたすらホンダとドゥカティのペースを確実に把握しておかないと…特にイアンノーネがFP4でかなり速かったし。去年も僕はここでグリッド2位スタートだったんだけど、ホルヘの方が強かったんです。明日の目標は最後の最後までホルヘと戦うことですね。」
【もし雨になったら?】
「もの凄く残念でしょうね…すべてゼロから始めなくてはならなくなるんで。それに、ヴァーストーン戦の時のように、それほど自動的に速く走れるもんじゃないんで。ドライになって欲しいです…良いレースになるでしょう。」
【予選後、ロレンソ選手がまた腕を吊っていたが…】
「合併症が起きないよう最大限の注意を払ってるんじゃないんですか。事故後、自分のコンディションを危惧してたんじゃないかと思うんですよね。でも、日が経ち、具合も良くなってるでしょ。」
(2015年10月10日『Mediaset.it』記事参照)
(2015年10月10日『Gpone』記事参照)
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茂木は大雨でウォームアップディレイです( ; ; )
ロッシは雨でもそんなに有利じゃないと考えてるのかな?
午後から、雨あがれっ!!
wupではなくFPで詰めてくるとは、ロッシのいつものパターンではありませんが、さすがです。
妄想…
ウェットでのホールショットイン進入は立ち上がりで抜かれることを見越してホルヘの激走スイッチを入れる為?
序盤のつかず離れずは激走スイッチを維持し、あわよくばミスを誘う為?
全てはタイヤマネジメントの余裕を失わせて終盤に逆転する為の戦略?
後ろについて手綱を操っていたのはロッシ?
唯一の計算違いはダニの台頭でしたが一点損したのみ
レースとは最速ラップ×周回数では無い事を改めて示してくれました!
インドア競技で無い以上、様々な外乱への対応と駆け引きが出来なければチャンピオンの称号は得られない…言い訳や揶揄では及ぶ事の出来ない偉大な栄冠なのです。
自分も、それは良く考えますね...
何処までが計算内なのかと。
本当にもてぎは激闘でした。
ありがとう バレ、ダニ、ロレンソ。
こういう妄想、嫌いではありませんが(苦笑)
しかしそこまで手綱を握りコントロールできるのであれば、むしろ回りくどい策など必要としないでしょう
ロッシも超能力者ではないのだし、エンタティメント的演出をするほど余裕もないでしょう
ただ状況変化への対応やそこから生まれるチャンスを見逃さないことに長けているということは確かですね