MotoGP

ヤマハ『M1機2016年版はセパンで披露』辻幸一

『辻:M1機2016年版はセパンで』

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★ヤマハがバルセロナで1月18日、M1機のプレゼンテーションを行ったが、同機の2016年版はセパンテストで公開されることとなる。

★18日に公開されたM1機には、テールカウル部分の燃料口が見られなかった。なお、昨年の茂木GPでカツユキ・ナカスガテストライダーが使用していたマシンや、ヴァレンシアテストでのマシンには確認されている。

★コウイチ・ツジ氏(ゼネラル・マネージャー)が同プレゼンテーションで、次のように語った。
「2016年版M1機はセパンテストの際、直接、日本から搬送される予定です。」

【セパンテストでの予定は?】
「かなり大変なテストになるでしょうね。試さなければならないパーツがかなりあって…できるだけ最良の形でマシン開発をしたいと思ってるもんですから。違いはですね…追う立場の時はマネージメント関係でかなりのプレッシャーがあったことです。今年は状況がちょっと異なりますね。」

【昨年はチーム/ライダー/コンストラクターズと全勝だったが…冬期オフシーズンも多忙だったようで…】
「セパンテストでは開発に向けての方向性が正しいかどうかを検証しないとならないんですよ。今年はタイヤから電制システムまで色々と変わるんで、的確な方向を掴んでるかどうかが重要になってくるんです。」

【昨年のヴァレンシアテストで選手らは統一ソフトウェアを嘆いていたが…】
「このソフトウェアには本当に多くのパラメータがあるんですよ。それら全てを研究し、いかにマシンの挙動を改善していくかを理解していかないと。ただ、実験してる暇はそれほどないんで、できるだけ早々に最良セッティングを探っていかないとね。」

(2016年01月18日『Omnicorse.it』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. ミン より:

    ロッシがシート下サブタンク仕様をテストでよく使ってて、ロレンソはそうじゃなかったから…今度の発表でロレンソにあわせたのかなぁと思ってたがそうじゃないのかな?

  2. motobeatle より:

    割と早めにマシンを発表したと思いきや、この発言を聞くと少し不安になります。
    共通ソフト タイヤ変更 燃料増加
    やっぱり、これら不確定要素は走り込んでいって探っていくしかないのかなと。
    そろそろホンダのマシンが気になります。

  3. 111 より:

    Web雑誌記事にホンダの中本さんの開発関連のインタビューが載ってます。
    マルケスのライディングのことなど話していて、面白いです。 http://goo.gl/5h02Qa
    エッジグリップの話やECUの話も色々しています。

    ECUに関しては、ヤマハも同じような作業をしているのでしょうね。
    リバースエンジニアリング!
    ドカは余裕みたいだから、そんなこともしてないか。やっぱ、レベル低いなと思います。
    それじゃ勝てないよ。

    セパンテストは機能が多い分、やることが一杯あって大変そう。

    ※ジャック、もう筋トレやってるよ。やっぱり、セパンにでる気なのかな。

    • りゅ より:

      最近111さんがジャック情報流してくれるのがうれしかったりする^^
      トレーニング始めましたねぇ。やる気満々ですよ。
      セパンの後のPIでもテストがあるらしいし(ホンダは参加するのかな?)そこには絶対合わせる気だと思う。

      ホルヘの怪しいスキースーツ姿も気になります・・・・w

      ※重複してたらすみませんです・・・なんかおかしいぞい

      • 111 より:

        最初、イアンノーネの背筋の凄さの写真に目がいったのですが、横の写真で、
        え!ジャックがもう筋トレやってると驚きました。
        ジャックは色々と注目選手なので。^^

        ロレちゃん、彼女とのツーショットなんだろうけど、地味なブルーと蛍光イエローのコーディネートが、、、 どこの兄ちゃん?って感じ。^^;

    • motobeatle より:

      中本さん、なんか分かりにくい説明ですねw
      要するに、昨シーズンの不調は巷で言われていた「アグレッシブ過ぎるエンジン」だけが原因ではないということでしょうか。
      ここらへんの感覚的な問題は、開発者はライダーではないし、ライダーはマシンに起こっている事や要望を伝えるのを正確に伝えるのは大変でしょうね。
      幾らテレメンタリーシステムがあるとはいえ、結局はそれを駆るのは人間ですから。
      そこら辺の齟齬があったのかなぁ。

      • 111 より:

        そうですね。マルケスの前半の不調については、前年度と比べてブレーキに依存する走りになったのが原因で、後半はそれが直ったからコーナーの立ち上がりが速くなったようなことを言っていますね。
        で、アグレッシブなエンジンは、マルケスもダニも乗りこなしてしまうから問題ないって感じですか。でもサテライトライダーには上手くいかなかったのかな。確かにワークスのセッティングとサテライトのセッティングでは、かなりの差があると思います。ワークスなら、ライダーの走りに合わせて、フレーム強度なんて自在に変えてしまいそうだし。

        エンジン開発は凍結されているし、ECUの開発も7月で凍結ですよね。ちょっと腑に落ちない点もありますが、隠してることもあるのかもしれませんね。

        ホンダが速くなったと感じたのは、フィリップアイランド戦くらいからで、次のセパン戦では、ダニがロレンソに抜くチャンスも与えずに勝ちましたね。フィリップアイランドあたりでホンダのマシンに何か大きな変化があったのは、間違いないと思うのですが。エンジン等の設定を全面的やり直したのかな? 速くなったのは二人ともですもんね。

        • motobeatle より:

          マシンは日進月歩ですもんね。
          ブレーキングが良くなったヤマハに対抗して、マルケスも次第にハードなブレーキングをするようになったのではないかと思います。
          また、アグレッシブ過ぎるエンジンというのも100%否定できるものでない感じもしましたw
          しかし、今年のホンダはヤルと思います。
          あの集団が同じ轍を踏むとは思えませんから。

  4. kai より:

    共通ECUのせいで各社マシン開発に苦労しているようですね。
    開幕直前のカタールテストまで公表できないでしょう。

  5. 我らがヴァレの猿まねはやめてほしい。右足の赤とかね。

    • kai より:

      >おしりプリプリさん
      アレはロッシに対抗する意味で決めたと聞いたことあります。

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