『サロム死去、GP続行、ただしF1シケイン使用』
★6月3日(金)、バルセロナGPモト2クラスのFP2セッションで、ルイス・サロムが第12コーナーで転倒し、死去した。
★転倒の原因は分かっていないが、映像にはサロム選手が高速でエスケープゾーンのアスファルト面を滑り、先にエアーフェンスに衝突していた自身のマシンに衝突する様子が映し出されている(下記映像)。
★事故後、モトGP選手らがセーフティ・コミッションにより招集され、事故現場の検証を行い、その結果、4日(土)よりF1仕様のコースが使用されることとなった。
上の図の通り、F1仕様コースの場合、第12コースの代わりにシケインを走行し、減速されることとなる。
★モトGP選手らは2年前に既に同コースのテスト走行を行っている。
★新レイアウトに選手らが慣れるよう、4日(土)のFP3セッションは予定より20分ほど早く開始され、15分延長して行われる予定。
[ 追記 ]
★なお、今回は第10コーナーにも修正が加えられた。減速およびエスケープゾーン拡大のため、下図のように鋭角になった。
(2016年06月03日『Gpone』記事参照)
(2016年06月03日『Motorsport.com』記事参照)
ルイス・サロム選手のご家族、ご友人の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
F1も危ないからとシケインを追加したのに、なんでWGPは旧のまま使い続けてたんだろね。
4輪より2輪の方が負傷する度合いが大きいのに。
観客席からの見え方も考慮していたんではないでしょうか。旧コースのほうが、ライダーが近くに見えますよね。
この変更、今回の事故のように減速出来ず真っ直ぐ行っちゃった系の場合、危険度は変わってないように思えるのですが。