『ロッシ:理屈ではドゥカティが無敵』
★8月11日(木)、オーストリアGP会見でヴァレンティーノ・ロッシが次のように話した。なお、ロッシ選手は1996年、当コースで世界選手権キャリア初表彰台(※3位)を獲得している。
「明日から今シーズンの重要な時期に突入し、5週間で4レース、7週間で5レースが行われるわけです。僕としては、この方が良いですね。今シーズン前半はバルセロナGP後にブランクが多すぎて、リズムが掴みづらかったんで。これからは良いコースに当たるから…ヤマハM1機の戦闘力が上がるかもしれないコースですね。でも、今回はキツいでしょう。アクセル全開の長距離区間がありますから。コースは20年前、125ccクラスで走った時のままですね。アスファルトは新しくなり、グリップも良いし、陥没もなしだけど。ここは特殊なコースで、他とはかなり異なり、とにかくアクセル全開でいる時間がけっこうあるんですよ。
最後の2戦(アッセン&ザクセンリンク)が決定的でしたねぇ。59ポイントを挽回するのは大変でしょう。タイトル争いのポイント計算をしても無駄ですね。目標は常に高い戦闘力で、表彰台を目指すことです。」
【初表彰台から20年経っても現役だが…心境は?】
「ある意味においては大満足ですよ。長いキャリアを積み、大体いつもハイレベルですからね。良い仕事をしてきました。でも結局のところ、ネガティブ面の方が上かなぁ。もう10才若ければねぇ。
初表彰台は大感動でしたね。そこに辿り着くまでけっこうあって(※10戦目)、かすったレースとかもあったし、ブルノ次戦の優勝への踏み台にもなりましたから。でも、1997年にウエダと大接戦でゴールした時のことも覚えてます。わずか0.004秒で負けたんですからね。
当然のことながら、今回は全然違いますよ。加速やらトップスピードやら、ここで鍵となるものはヤマハ機の長所ではないから。だからと言って、降参はしませんけどね。」
【検討すべき点は?】
「2点あります。まず、今回、ミシュランが用意してきたタイヤの挙動ですね。テストの時と違うんですよ。皆、リアタイヤの保ちに問題があったもんだから。
もう1点はホンダ機の調子ですね。特にマルケスの調子です。理屈でいけば、うちとほぼ同レベルのはずだが、微妙に上なのか下なのかを判断しておかないと。
マルケスとのポイント差(※59ポイント)を埋めるのはほぼ不可能だが、望みがある限り諦めることもないんでね。」
【ドゥカティ好調のおかげでポイントを挽回できそう?】
「そう言う理屈は、いつだって実現しにくいものなんですよね。もちろん、僕がドゥカティ機より前でゴールして、彼らがホンダ組を倒してくれたら有利になるけど…その逆もありえますからね。」
【休暇中、今シーズン前半について後悔していた?】
「もちろん。逃したチャンスのことを考えてました。運のなさとミスのせいで、ポイントをどっさりロスしてしまった。でも、過去を振り返っても仕方がないことなんで。」
(2016年08月11日『Gpone』記事参照)
(2016年08月11日『Moto.it』記事参照)
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サーキットのレイアウトをmotoGPサイトで見ると、
直線が短いのも入れて5つもある。直線は最大626mとそれほど長くないけど、これは1コーナーから2コーナーまでの距離なのか?
直線加速が速いマシンが有利ってことなのかな。相変わらずドゥカティ。
高速コーナーというのはセクター3あたりのコーナーなのかな。
ハードブレーキングなコーナーは1,3,4コーナーか。
見どころはハードブレーキングなコーナーとセクター3をいかに速く走るかってことなのかな?
直線でドカに少し離されてコーナーのブレーキングで距離をつめ、4コーナーで抜いてセクター3に入るとかだめかな? 実際に走っているところを見ないとわからないけど。
マルケスとロッシは59ポイント差。前半戦と逆のことが起こってくれたら十分に勝てるかもしれない。何が起きるかわからないもんね。マルケスは転倒しないようにより慎重に走るかも。
オリンピックを見るのに忙しいのだけど、motoGP後半戦が始まる。オリンピック開催年はもう少しずらして欲しいな。motoGPファンはオリンピックをみないか。。(^^;)
みないかも^^;