『2016 ブルノ モトGP FP2トピックス』
★8月19日(金)、ブルノ戦 モトGPクラスのFP2が行われた。午前中は多少の降雨があったが、午後は陽が出て、気温も上がった。
★首位マルク・マルケス(1分55秒55秒840、ホンダファクトリー)。FP1では6位だったが、FP2では1分56秒の壁を2回も破った。第13コーナーでハンドルが切れ込み、転倒しかけたが奇跡的に持ち直した。
チームメイトのダニ・ペドロサは10位(+0.822)。
★2位アンドレア・イアンノーネ(+0.104、ドゥカティファクトリー)。新旧フレームを交互に使用(※古いのはオーストリア決勝戦で使っていた)。T2セクターでロスしてるが、T4セクターでは爆発的に伸びている。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは6位(+0.395)。
★3位ホルヘ・ロレンソ(+0.137、ヤマハファクトリー)。1番初めに1分56秒の壁を破った。ペース面で戦闘力が高い。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは5位(+0.334)。ペースは好調。最後までセッティングの比較検討をしていた。
★ヤマハのマイオ・メレガッリ氏(ヤマハ・チームマネージャー)のコメント。
「オーストリアGPよりは、遥かに良い出だしですね。」
★1位〜3位が1分56秒の壁を破った。
★4位エクトル・バルベラ(+0.284、ドゥカティ・アヴィンティア)。今回はダニ・ペドロサのスリップストリームを利用。ただし、追われたペドロサ選手は10位で、バルベラ選手より0.6秒近く遅い。
★1位〜6位ドヴィツィオーゾ選手までタイム差0.4秒未満。
★7位アレイシ・エスパルガロ(+0.601、スズキファクトリー)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは9位(+0.775)。
★8位ブラッドリー・スミス(+0.654、ヤマハテック3)。
チームメイトのポル・エスパルガロは15位(+1.495)。
★14位スコット・レディング(+1.250、ドゥカティ・プラマック)。転倒。
(2015年8月19日『Gpone』記事参照)
(2015年8月19日『Moto.it』記事参照)
(2015年8月19日『Motorsport.com』記事参照)
『2016 ブルノ モトGP FP2リザルト』
『2016 ブルノ モトGP FP総合リザルト』
※FP2リザルトと同じ。
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バルベラはあと追いした選手より速いタイムをだすことが多いですね。彼につかれた選手はほんと嫌でしょう。他の選手もスリップストリームを意識して使ってるなと思う場面があるけど彼ほどじゃない。
トップライダーでスリップを使ってタイムをだしているのはノーネだけかな。FP1のタイムかな。FP2は自力で出したけど。FP2で最速をだしたときは、コーナー立ち上がりで少し暴れてアグレッシブな感じだったけど、ロッシのあとについて走ったFP1の最速ではかなりスムーズだったような印象が残っている。マシンが少し暴れるようなアグレッシブさはなかったと思う。スリップストリームの威力なのかな。
バルベラといえば、これまであまり認識していなかったけど、走行後のピットの映像で、ユニフォームからしてたぶんドカファクトリのメカニックがバルベラから話しを聞いていた。ドカのサテライトチームが速いのはドカファクトリがかなりサポートしているからかな? ドカファクトリでは、ここ数戦かな?ジジが直接ノーネらから話しを聞いているのが印象的。昔から直接聞いていたかな???
FP1の映像ではポルの走っているところがよく映っていた。ポルのあとをノーネが走っていたけど、同じ速度で走る2台のマシンの挙動の違いがわかって興味深かった。直線からフルブレーキでコーナーに入るときにポルのマシンが少し暴れているのに対して、ノーネはまったく安定していた。ドカはファクトリヤマハ同様に安定している。エンジンブレーキの制御かな?? めずらしくポルが走行中のテック3のピットが映ってメカニック?3人がモニタを見ていた。テック3にもメカニックがいたんだ。(笑) 来季のザルコらがポルやスミスのようにならないか心配。
ピットの映像は興味深いものがある。FP1だったかでロレンソのメカニックへの仕草から、どこかのコーナーでズル・ズルという感じの挙動をしていたのかなと想像できるし。ライダーの仕草から、かなりのことが想像できるから楽しい。